昭和から続く老舗ランチを堪能した三連休。
初日の「さくらい」は創業46年、2日目の「ゆりあぺむぺる」が40年、3日目の「いしはら食堂」が43年だ。
そして大トリとなったのが、三鷹駅前の喫茶店「リスボン」。

看板には「SINCE 1958」と書かれている。創業59年、私と同じ歳だ。
雑居ビルの地下にそのお店はあった。

暗い階段に地下のお店の案内板が光っていた。「中華そば みたか」は地元では知られたラーメンの名店だ。

「中華そば みたか」は今日定休日。目指す「リスボン」はその奥にある。

昭和の雰囲気は残しつつ、思ったよりも綺麗なお店だった。
「ランチバスケット ¥340」という案内板がちょっと気にかかる。

気さくそうなご主人と女性が2人で切り盛りしている。喫煙者も大切にしているようで、常連さんが多そうだ。
「ブレンド珈琲」(350円)を注文する。外は暑いが冷房がよく効いているので、ホットを頼んだ。この手の昭和からの喫茶店で350円は良心的だ。

白いカップに入ったコーヒーが運ばれて来た。この店ではサイフォンで淹れるらしい。
小さなミルクカップが可愛らしい。

砂糖壺は木製だ。
コーヒーは苦味はあるが少し薄めに感じたので、お砂糖をたっぷり入れ、ミルクも2人分入れて飲んだ。

あまりコーヒー好きではない私は、砂糖とミルクをたっぷり入れたコーヒーの方を好む。
学生時代旅したブラジルでは、小さなガラスのカップに半分砂糖を入れ、濃いコーヒーを注いで飲んだ。あの超甘いコーヒーが忘れられない。世界的にはコーヒーはたっぷりの砂糖とともに飲む国民の方が多い気がする。私の飲み方はグローバルスタンダードなのだ。

お勘定の際、マスターにお店の歴史を聞くと、もともとは中華そば屋も一緒にこの場所に路面店として営業していたが、33年前に今のビルが出来た時から地下に潜ったのだと話してくれた。
私と同じ歳の喫茶店。
ちょっと思い入れが強くなりそうだ。

店から出て、地上に上がると、「モーニングセット 170円」の看板が目に入った。170円て、めちゃめちゃ安くないですか?
一度食べに来ようかな。
食べログ評価3.45、私の評価も3.45だ。

歩いて帰るのが嫌だという妻の要請を受け、三鷹駅前から「ムーバス」で帰ることにした。
「ムーバス」は武蔵野市が運営するコミュニティーバスだ。

6号路線の「三鷹・吉祥寺循環」が我が家の近くに停まる。このバスに乗るのは初めてだ。妻は以前からこのムーバスに乗ってみたいと言っていたので、ちょうどいいタイミングで走りこんで来たムーバスにかけ乗った。
運賃は100円。他のバスやJRに比べ割安だ。

バスの中には地域のイベント案内も貼られていた。
初めての経験は何事も物珍しい。暑い中を歩いて帰るよりも、確かに良い選択だったと体力のない妻に少し感謝だ。