<吉祥寺グルメ>「山本のハンバーグ 吉祥寺」の「名物 山本のハンバーグ」

先週から咳が止まらない。

特に夜寝る時に激しく咳き込むので、1−2時間ごとに目を覚まし、すっかり寝不足になってしまった。

会社を休んでクリニックに行くと10人以上が待っている。受付の女性に「外に出てきてもいいですか?」と聞くと、「12時までに戻れば大丈夫です」と言うので外出した。

行きたいところがあったのだ。

クリニックの1階にある「山本のハンバーグ 吉祥寺店」。

週末のランチタイムに通りがかると、いつも何人もの人が外で順番待ちをしているのだが、平日の昼前なので誰も待っている人はいない。

しかも、クリニックに行く時、店の入り口に「OPEN」のサインがかかっているのを見て、診察後に行こうと決めていたのだ。

店に入ると、細長い厨房があって、手前にカウンター、奥がテーブル席になっている。

時間はまだ11時20分。

テーブル席にもまだ余裕があった。

4人がけのソファー席のほかに2人用の小さなテーブル席もある。

この店のランチメニューは印刷された小冊子のようだった。

裏表紙には系列店が書かれていて、吉祥寺店のほかに、恵比寿や渋谷などにもお店があるようだ。

表紙をめくると、『山本のハンバーグは、「街」に合わせた個性があります』というコピーが目に飛び込んできた。

私たちは、「100店舗つくるよりも、100年続く店を1店舗つくる」ことの方が難しいしカッコイイと思っています。・・・山本のハンバーグが街の魅力の一つになれるように!

公式サイトより

それぞれの街にあった店作りをしていると言うことだが、吉祥寺店の特徴がなんなのかは、今一つわからなかった。

とにかく、地域で愛されるお店を目指しているようだ。

ページをめくると、「山本のハンバーグの楽しみ方」。

こだわりの強さは伝わってくるが、特別な楽しみ方があるわけではなく、私には少しウザくも感じられる。

そしてこちらが、ランチメニュー。

当たり前のことだが、いろんなハンバーグが並んでいる。

第一印象は、値段が思ったよりも高いということだ。

せっかくなので、こだわりの強そうなお店が自ら「名物」と銘打っている「山本のハンバーグ」(1850円)を注文してみた。

『オープン当初からの名物ハンバーグ。中から出てくるのは・・・!?』

そんなコピーが添えられていた。

ランチタイムには、まずミニ野菜ジュースが登場する。

「俺の自家製野菜ジュース」

食前に、野菜ジュースを飲むと太らないというこだわりがあるようだ。

月ごとに野菜を変えているらしく、どんな野菜を使っているかをお客さんに見せてくれる。この日の野菜について名前を教えてもらったが、忘れてしまった。

サラダも付いている。

ドレッシングが濃いめの味で、美味しくいただいた。

いよいよハンバーグが運ばれてきた。

オーダーから20分近くかかった。それだけ手をかけているということだろうが、これがいつも店が混んでいる理由かもしれない。

これが、店の名前を冠した名物「山本のハンバーグ」。

ハンバーグの上にチーズをかけてバーナーで焼き色をつけているようだ。

付け合わせは、味付け玉子、ポテト、ピーマンとスパゲッティ。

ハンバーグに味玉はちょっと珍しい。

でも一番のこだわりは、ハンバーグの中にある。

たっぷりのゴルゴンゾーラチーズが仕込まれていて、ハンバーグを切ると中からチーズが流れ出してくる。

見るからに濃厚なハンバーグだ。

しかし残念ながら、私にはあまり美味しいとは感じなかった。

もう少し若い時に食べれば美味しかったのかもしれないが、私が好きなブルーチーズの味もボヤッとしていて、値段に見合うものではないと感じた。

咳が続いていて味覚がおかしくなっているのかもしれない。

最後は、スパゲッティをスープに絡めていただく。

う〜む、これも期待したほどではない。

期待値が高すぎたのだろうか?

ちなみに、ランチについてくるご飯と味噌汁はお代わりできるそうだ。

お昼が近づくにつれ、次々にお客さんが訪れたが、週末のように行列になることはなかった。

でも、どうしてこの店に行列ができるのか、私には正直わからなかった。

食べログ評価3.34、私の評価は3.20。

山本のハンバーグ 吉祥寺店
電話:0422-27-2761 予約不可
営業時間:
【平日】
11:00~15:00(L.O. 14:30)
17:00~22:00(L.O. 21:30)
【土・日・祝日】
11:00~22:00(L.O21:30)
定休日:無休

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