<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📕 半藤一利著「遠い島ガダルカナル〈新装版〉」(2022年/PHP研究所) #230923

来月、南太平洋の旅に出発する前に、なぜ日本軍が遠く離れたニューギニアやソロモン諸島で戦うことになったのか、その理由を知りたいと思い図書館で1冊の本を借りた。 “歴史探偵”を自称した作家・半藤一利さんが書いた「遠い島ガダル…

<きちたび>南太平洋の旅2023🌴 パプアニューギニア🇵🇬 ラバウル空港が暴徒に襲われ無期限閉鎖になってしまった!

中央アジアへの旅を終えたばかりだが、もう次の旅行の計画を進めている。 行く先は以前から一度行ってみたかったパプアニューギニアとソロモン諸島。 ラバウルとガダルカナルと言った方が分かりやすいだろう。 ラバウルは太平洋戦争中…

<きちたび>アラビア半島の旅2023🕌サウジアラビア🇸🇦 「イスラム世界の盟主」サウード家のアラビア王国はこうして誕生した

サウジアラビアの首都リヤドは、砂漠のど真ん中に築かれた大都市である。 人口は767万人。 海からも遠く離れ、川すらないこんな場所になぜこれほどの巨大都市ができあがったのだろうと疑問を感じる。 サウジアラビアの公式観光サイ…

<吉祥寺残日録>ウクライナ危機🇺🇦 プーチンが占領4州の併合を宣言!我々は歴史が逆戻りする光景を目撃している #221001

今日から10月。 秋の高気圧が日本列島をすっぽりと覆い、今日は珍しく北海道から九州まで一斉に晴れマークが並んでいた。 朝から自転車を走らせて農協まで伯母の通帳記入に行ってきた。 そして毎月の習慣となった我が家の残高チェッ…

<吉祥寺残日録>安倍元総理暗殺の衝撃!参院選演説中の銃撃が想起させる映画「タクシードライバー」と戦前の「テロの時代」 #220709

総理在任期間8年8ヶ月。 日本政治史上最も長く総理大臣を務め、今なお自民党内の最大派閥を率いる安倍晋三元総理が、奈良県内で参院選の応援演説をしていた時、聴衆の中に紛れていた男に銃撃され死亡した。 まだ67歳。 再登板を狙…

<吉祥寺残日録>ウクライナ危機🇺🇦 EUがロシア産石油の9割禁輸で合意!欧州の未来をめぐる和平派と強硬派の綱引き #220601

今日から6月。 日本では食品からエネルギーまで様々な物価が値上がりする一方、コロナの流行が比較的落ち着いていることからコロナ前の日常が少しずつ戻りつつある。 岸田内閣の支持率は60%という高水準で推移していて、昨日は2….

<吉祥寺残日録>吉祥寺図書館📕 半藤一利著「昭和史」(2004年/平凡社)戦争の歴史から学ぶべき教訓とは #220409

ウクライナで戦争は東部での攻防に焦点が移り、ロシア軍も今月中になんとか「勝利」を宣言できるような戦果をあげようと焦り始めているように見える。 こうした中、岸田総理は昨夜、ロシアに対する新たな制裁を発表した。 ポイントはロ…

<吉祥寺残日録>ウクライナ危機🇺🇦 私が「昭和」と同じ年になった64歳の誕生日、世界は80年前に逆戻りしてしまうのか? #220302

私は今日、64歳の誕生日を迎えた。 64年間続いた「昭和」と同じ年になったのだ。 春の日差しが差し込む窓辺に立って、ウクライナを想う。 私が生まれてから30年あまり、すなわち昭和が終わる頃までは世界は「東西冷戦」によって…

<吉祥寺残日録>ウクライナ危機🇺🇦 世界で始まる「新冷戦」の時代!プーチンは「核兵器による威嚇」で禁断の領域へ #220228

世界最強と言われたロシア軍が苦戦している。 軍事侵攻4日目、ロシア軍はウクライナ第二の都市ハリコフ市内に進入したが、ウクライナ側によって撃退されたという。 アメリカの発表でも、主要都市は依然としてウクライナ側が死守してい…

<吉祥寺残日録>ウクライナ危機🇺🇦 プーチンは一線を越えた!シナリオが狂った私はやむなむ損切りをする #220223

バイデン大統領が警告した通り、プーチンさんはすでに決断したようだ。 それがどこまでの軍事行動かはまだわからないが、ウクライナを力づくで支配下に置こう決断し予め用意していた計画の発動を命じたことは間違いがないだろう。 ロシ…

<吉祥寺残日録>自転車に乗って🚲 スペイン風邪にも物申した歌人・与謝野晶子の旧居跡は荻窪、お墓は多摩霊園にあった #210529

もはや緊急事態宣言が延長されても、何も感じなくなった。 吉祥寺の人流を見ていれば、急速に感染者が減ることはありえないと前々から予測していた。 これは政府だけでなく日本人一人一人の責任であり、ただただ、真面目に休業要請に応…

<吉祥寺残日録>朗読で聴く「二十四の瞳」 #200629

最近、ラジオにはまっている。 ラジオと言っても、生放送を聴くのではなく、「らじるらじる」というスマホ向けアプリで聞き逃し再生を好きな時に楽しむのだ。 語学や教養など様々な番組が聴けるのだが、その中でもお気に入りは「朗読」…

昭和天皇

宮中祭祀 大正天皇に続き、昭和天皇に関する本を読んでいる。 まずは、原武史著「昭和天皇」から気になった記述をピックアップさせていただこう。 原氏は、昭和天皇の特徴として明治・大正天皇に比べて「宮中祭祀を大切にした」ことを…