カンティーナ・シチリアーナ

有楽町と銀座で仕事を済ませた後、ちょっと早めのランチ。

ネットで調べて数寄屋橋のシチリア料理店に決めた。

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「カンティーナ・シチリアーノ」

2013年にオープンしたまだ新しいお店だが、ミシュラン東京のビルグルマンに2年連続で選ばれたそうだ。ピンクに塗られた4階建てのビル。三本足を持つ顔がデザインされた旗が掲げられている。これはシチリア州の旗、「トリナクリア」だ。

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キッチンは4階。1階から3階までが客席となっている。

狭い敷地を巧みに生かして魅力的なお店に仕立てていた。

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私が入ったのは11時半すぎ。まだお店はガラガラだった。

ひとりなので1階のカウンターに座るように促される。

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1階のカウンターには、美味しそうな前菜が並ぶ。

料理は4階のキッチンからエレベーターで降りてくるが、前菜と飲み物は1階で用意されるのだ。

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ランチは、パスタとメイン、デザートの組み合わせで4種類のコースに別れている。

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パスタが5種類、生パスタが2種類、魚料理と肉料理のメインがそれぞれ1種類の9品からチョイスする。

店員さんにオススメを聞いて、私は「ツブ貝入りトラッパニペースト(ニンニク・ナッツ)スパゲッティ」の「pranzo V」(1100円)を注文した。

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すぐに前菜が運ばれてきた。派手な絵皿だ。

「シチリアでもスペインのようなお皿を使うんですか?」と聞くと、地中海なのでイスラムの影響があるのだと説明してくれた。こうした絵皿はスペイン風だと思っていたが、イスラム風なのだということを初めて知った。

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「3種の前菜」。ツナ、ハム、菜の花だそうだ。

ツナも菜の花も濃厚な味付けで美味しく仕上がっている。この前菜は、いい。

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パンは、塩とオリーブオイルで食べる。おかわり自由だ。

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そしてスパゲッティ。

「トラッパニペースト」は、シチリア名産のアーモンドを使ったペースト。ニンニク、バジル、チーズ、トマト、オリーブオイルなどから作る濃厚なソースだ。

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そこに「モリーカ」と呼ばれる粉をかけて食べる。

「モリーカ」とは、「貧乏人のチーズ」とも呼ばれる香草パン粉。シチリア料理には欠かせないものだという。ニンニクを効かせたオリーブオイルでパン粉をカリッと炒めたものだ。

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カリカリっとした食感が粉チーズとは違う美味しさがある。

珍しいパスタランチ。この店は悪くない。

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最後にコーヒーをいただき、シチリアランチは終了。

銀座の裏路地にいい店を見つけた。

食べログ評価は3.50、私の評価は3.60。

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