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大学時代の集まりに珍しく顔を出した。
就職して以来、忙しさを言い訳にしてあまりこうした集まりには出席せずに生きて来た。最近少し暇になり、老後の準備も兼ねて出席することにした。
集まったのは15人ほど、私の同期は誰も来ず、かなり年の離れた先輩たちが中心だ。何を話せばいいか共通のネタが見つからない。
ちょっと緊張して臨んだパーティーだったが、結果から言えば結構楽しかった。
ある先輩は64歳で子供ができるという。「おめでとう」というより「大変ですね」という言葉が出てしまうが、本人は嬉しそうだ。
別の先輩は、会社を辞め自宅の前の空き地を買い取って農業を始めたという。好きな旅行を楽しんでいて、来年は南極に行き6大陸制覇を達成するのだと意気軒昂だ。
みんな一生懸命生きている。何だか元気がもらる。
パーティーが終わって、オペラシティーの広場を通ると昔聞き慣れた音楽が聞こえて来た。すごい人だかりができている。
そこにいたのは、あの「テツ&トモ」だった。
「なんでだろう〜 なんでだろう〜 なんでなんでだろう〜」
昔懐かしい歌。変わることのない芸。この芸一発で今も営業している。たくましい。
今日はちょっとタイムスリップしたような気分を味わった。
私も、先輩たちに負けず楽しい60代を生きようと思った。

