2020年は私にとってコロナと年であると同時にテイクアウトの年でもあった。
今年1年で130を超える吉祥寺の飲食店でテイクアウトをしたが、私の記憶の整理も兼ねて、ジャンル別にリスト化してみようと思う。
店の順番は、私が食べた時点で勝手につけた点数に基づいている。
あくまで注文した料理の点数であり、その時の体調にも大いに影響されたいい加減な点数だということはあらかじめお断りしておく。
5回目のジャンルは「和食」、お寿司などのお店も含めてまとめた。
「うなぎ 八つ浜」 評価4.00

JR三鷹駅近くにある創業40年ほどの「うなぎ 八つ浜」。
我が家が昔から時々お邪魔する庶民的なうなぎ屋さんだ。

うな重は2300円、うな丼が1850円と比較的リーズナブルなお店だが、私が選んだのは「うなぎ蒲焼」。
1串1500円から3300円の4種類が用意されているが、一番安い1500円を買って帰った。
値段の違いは、うなぎの大きさの差で、1500円はうな丼サイズということになる。
値段は手頃だが、味は昔から私好みでとても美味しい。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「うなぎ 八つ浜」 電話:0422-36-7280 営業時間:11:30~14:00/17:00~21:00 定休日:木曜 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132002/13015974/
「いぶきうどん」 評価3.80

吉祥寺駅前交差点のガード下にある「いぶきうどん 吉祥寺店」。
「丸亀製麺」系列の高級立ち食い讃岐うどんのお店だが、都内進出1号店がここ吉祥寺店らしい。
店内飲食とは別にテイクアウト専用の窓口が設けてあるので待たずに買えるのがいい。

私が注文したのは「えび天かけうどん」(650円)。
円筒形の容器に入ったうどんとは別に天ぷらは紙袋に入って渡される。
これを家の丼に移して食べれば、麺はモチモチ、天ぷらはサックリで、伊吹島のいりこを使った出汁スープが最高に美味しい。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「いぶきうどん 吉祥寺店」 電話:0422-21-5588(予約不可) 営業時間:11:00~22:00 定休日:無休
「まぐろ人」 評価3.60

吉祥寺で人気の回転寿司店「まぐろ人」。
コロナ前には常に行列ができていたが、客足が落ちたためテイクアウトを始めた。
「お持帰り寿司」には、3人前の大皿から単品まで用意されている。

私が選んだのは1人前の中では一番高級な「松」(2500円+税)。
店のチラシには「大トロ・中トロ・ウニ・イクラなどの特撰ネタをふんだんに盛込んだ当店イチオシの豪華な極上桶」と書かれていた。
にぎり11貫とタマゴが2個、ネタはどれも新鮮で美味しい。
我が家では妻と2人で分けて食べたが、ランチならこのぐらいでもいいかなと感じる量だった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「まぐろ人 吉祥寺店」 電話:0422-23-8075(予約不可) 営業時間:[月~金]11:30~15:00/17:00~22:00 [土・日・祝]11:30~22:00 定休日:不定休 https://twitter.com/maguro_ki
「階段ノ上ノ食堂」 評価3.60

吉祥寺駅南口すぐの路地裏にある「階段ノ上ノ食堂」。
安くはないが、美味しいこだわりの食事を食べさせてくれるお店だ。
緊急事態宣言当時は、階段の下にテーブルを出してお惣菜を販売していた。

私が買ったのは、「最高級 “白子筍”のごはん」(400円)と「伊豆 茎わさびの醤油漬け」(150円)。
「白子筍」というのは、きれいに整備された竹林で丁寧に栽培し、地上に顔を出す前に掘り出すブランド筍で、値段も普通の筍の10倍もするという。
茎わさびの辛さが淡白な筍ごはんを引き立てて、美味しいランチになった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「階段ノ上ノ食堂」 営業時間:11:30~14:30/18:00~21:00 定休日:水曜 http://kaidan-shokudo.tokyo/
「やぶ浅」 評価3.50

吉祥寺で一番古いというお蕎麦屋さん「やぶ浅」。
何でも、関東大震災の時に新宿から引っ越してきたというから、吉祥寺に移ってからでも97年になる計算だ。
出前はあってもテイクアウトに対応しているお蕎麦屋さんは少ない中、この店では「お持ち帰りメニュー」を用意している。

天丼やカツ丼など持ち帰りやすいものもあるが、私はあえてお蕎麦を注文した。
「海老天付き冷がけそば」(1000円)。
ぶっかけスタイルのそばで、見た目はあまり美味しそうではない。
しかし、食べてみるとさにあらず、大きな海老天はサクサクで蕎麦も全然伸びておらず美味しくいただいた。
家で食べられるお蕎麦屋さんがもっと増えればいいのに・・・。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「やぶ浅」 電話:0422-43-5508 営業時間:[日月木]11:30〜21:00 [火]11:30〜15:00 [金土]11:30-22:00 定休日:水曜 https://yabuasa-kichijoji.jimdofree.com/
「まぐろのなかだ屋」 評価3.50

ハモニカ横丁にある海鮮丼のお店「まぐろのなかだ屋」。
新鮮なお魚が手頃な値段でいただけると人気のお店だ。

私が注文したのは「づけ丼」(690円)。
もちろん魚は、まぐろだ。
刺身はサイコロ状にカットしてあり、値段の割に量が多い。
そしてもちろん美味しい。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「まぐろのなかだ屋」 電話:0422-29-0297 営業時間:11:00-23:30 定休日:不定休
「梅丘すしの美登利」 評価3.50

「アトレ吉祥寺」の地下にある超人気チェーン店「梅丘寿司の美登利総本店 アトレ吉祥寺店」。
いつ通りがかっても店の前ではたくさんの人たちが順番待ちをしていて、それはコロナ禍でも変わっていない。

テイクアウト用のショーケースが用意されていて、持ち帰りなら待たなくてもお寿司が買える。
私が選んだのは、「美登利にぎり」(1300円+税)。
ウニ・いくらを含めてにぎり9貫と玉子、コスパは確かにいい。
味も悪くないのだが、どうしてあれほど人が並ぶのかは私には理解できない。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「梅丘寿司の美登利総本店 アトレ吉祥寺店」 電話:0422-27-5581(予約不可) 営業時間:11:00~22:00 定休日:アトレの休館日
「だるまや」 評価3.40

お好み焼きのテイクアウトができるのが「下町のてっぱん焼 だるまや」。
第一ホテル裏でもう25年営業する老舗で、扉も窓も全開で営業している。

私が注文したのは「ぶた玉」(600円)。
焼きそばとセットで頼むと1000円だという。
紙の箱に入れられて渡され、冷めた場合の食べ方も書いてある。
幸い私の場合家に着いた時まだ温かかったのでそのままいただいたが、普通に美味しいお好み焼きであった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「下町のてっぱん焼 だるまや」 電話:0422-21-1424 営業時間:12:00-23:00(木曜のみ17:00〜) 定休日:月曜
「うな鐵」 評価3.40

元町通りの中華そば「青葉」脇の細い路地の奥にある鰻屋さん「うな鐵」。
以前は大衆食堂のようだったが、去年11月にリニューアルして綺麗なお店になった。

緊急事態宣言当時からテイクアウトに力を入れていて、私が注文したのは「「うなぎ弁当 梅」(2500円)。
1900円から5900円まで5種類用意された「うなぎ弁当」の下から2番目だが、紙箱も立派でうな重を食べている満足感がある。
妻と2人で食べると1人1250円。
悪くないと思う。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「うな鐵」 電話:0422-21-4522(予約不可) 営業時間:11:00~21:45 定休日:年末年始 https://www.facebook.com/pages/%E3%81%86%E3%81%AA%E9%90%B5-%E5%90%89%E7%A5%A5%E5%AF%BA%E5%BA%97/156151151121030
「南ぬニライカナイ」 評価3.40

七井橋通りにある沖縄料理のお店「南ぬニライカナイ」。
「南ぬ」と書いて「ぱいぬ」と読み、「南の」という意味だ。
ちなみに「ニライカナイ」というのは、沖縄で海の彼方に存在する神の住む異界を意味する言葉だそうだ。

いろいろテイクアウトメニューが揃う中、私が注文した「ハンダマ入りシーザーサラダ」(660円)。
温玉とドレッシングが付いてくる。
「ハンダマ」は沖縄全域に自生および栽培されている薬用植物で、体調の悪い時によく食べられるという。
塩豚のあぶり「スーチカー」との相性も良く、美味しくて珍しいサラダであった。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「南ぬニライカナイ」 電話:0422-46-2900 営業時間:17:00-22:00 定休日:月曜 https://painu-kichijouji.owst.jp/
「吉祥寺おすしやさん」 評価3.30

五日市街道沿いにある小さなお店「吉祥寺おすしやさん」。
子供がまだ小さい時、時々お邪魔した思い出の店である。

私が注文したのは、「おひるのおすし」の「にぎり」(1620円)。
お店で出しているランチメニューを弁当箱に詰めたものだ。
にぎり8貫とタマゴ。
妻と分けて食べたが、流石にちょっと足りなかった。
チェーン店に対抗するのは大変だろうが、こういう庶民的な鮨屋さんにも生き残ってもらいたいものだ。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「吉祥寺おすしやさん」 電話:0422-21-4124 営業時間:11:30~14:00/17:00~22:00(日祝〜21:00) 定休日:不定休
「ソイビーンファーム」 評価3.20

大正通りにある小さなお店「ソイビーンファーム」。
1986年にオープンした味噌屋の4代目が経営する味噌と味噌料理のお店だ。

味噌樽が並ぶ店内で注文したのは「ロールキャベツ」(800円)。
スープとソースが選べるようで、よくわからないまま私はスープの方を選んだ。
味噌汁の中にロールキャベツが2つ、でも私には少し味が薄すぎた。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「ソイビーンファーム」 電話:0422-21-0272 営業時間:11:30-22:00 定休日:月曜 https://www.soybeanfarm.co.jp/
「もんくすふーず」 評価3.20

ヘルシーさが売りのオーガニック食堂「もんくすふーず」。
1983年から御殿山に店を構える小さな食堂で、化学調味料・合成保存料・着色料などを一切使わず季節の原材料から毎日手で作った“ごはん”を提供する。

そんなこだわりのお店で私が選んだのは「「おにぎり弁当・おかず付き おにぎり3個」(645円)。
おにぎりは注文してから目の前で握ってくれる。
私は白米を選んだが、大半の客は玄米を頼むのだろう。
この日のおかずは「ひじき大豆」&「蕪と新じゃがの夏野菜おろし」、私にはちょっと上品するたようだ。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「もんくすふーず」 電話:0422-48-3977 営業時間:【平日】11:30-22:30【土日祝】11:30-21:30 定休日:水曜 http://monksfoods.seesaa.net/
「おも家」 評価3.20

吉祥寺通り沿いに数年前に店を開いた「おも家」。
ここは以前、老夫婦が営む美味しい珈琲専門店だった。

私が注文したのは「海鮮バラちらし丼」(1000円+税)。
メインとなる容器に寿司飯が入っていて、別の容器に入っている海鮮の具を乗せていただく。
海鮮は数種類の魚をサイコロ状にカットしたものを中心に、タコやとび子も入り、全体がヅケの状態になっている。
これにサラダ、インスタント味噌汁、デザートのブラウニーがつく。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「おも家」 電話:0422-24-7745 営業時間:11:45-14:00/17:00-23:00 定休日:月曜 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13215326/
「天きち」 評価3.20

第一ホテル裏、西一条通りにある天麩羅専門店「天きち」。
店の外には、「当店は「銀座 天一」にて30年のキャリアを積み、吉祥寺で唯一本格江戸前天麩羅専門店です」という説明書がかけられている。

私が注文したのは「天丼弁当」(1000円)。
小ぶりな海老天2本と、カボチャとナス、そしてシシトウの組み合わせだ。
天ぷらの色が濃くて、フタを開けた時ちょっとびっくりした。
やっぱり天ぷらは店で食べた方がいいと感じた。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「天きち」 電話:0422-21-8611 営業時間:11:00~15:00/17:00~22:00 定休日:水曜 https://tabelog.com/tokyo/A1320/A132001/13090428/
「天丼 金子屋」 評価3.20

日本橋の人気天丼店「金子半之助」の出店「天丼 金子屋 吉祥寺店」。
1階は天ぷらめし、2階が天丼というスタイルで営業している。
いつも行列が絶えない人気店だ。

この人気店がコロナ対策として始めたのが「お持ち帰り ランチ限定弁当」(880円)。
海老天3本とカボチャ、ナス、舞茸、シシトウが入っている。
これは妻が買ったお弁当で私は海老天を1本もらっただけなので、ちょっと評価が厳しかったかもしれない。
参考記事
吉祥寺@ブログ
「天丼 金子屋」 電話:0422-20-4008 営業時間:11:00~22:00 定休日:不定休
2020年吉祥寺テイクアウトまとめ
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