今日は一日雨の予報だったが、朝はまだ降っていなかったので雨が降り出すまで畑仕事をすることにした。
お目当てはタマネギの初収穫。
去年11月に苗を植えたものはそれなりに育っていて、試しに少しだけ抜いて食べてみることにしたのだ。
タマネギは、ネギのような葉の部分が7〜8割倒れると収穫のタイミングと書いてあるので、ほぼその状態なのかと勝手に判断した次第。
株元を見ると、マルチの穴からはみ出さんばかりに膨らんだタマネギが見えている。
特に何も世話していなくても育ってくれた。
毎年このくらい手間も要らず安定して育ってくれれば、タマネギは我が家のオーディション合格である。
畝の端っこのタマネギを3つほど抜いて一人暮らしの実母に持っていくことにした。
まずは食べてみて、出来栄えを確かめるためだ。
それでよければ、残りのタマネギも収穫して、東京に持ち帰ってもいいし、日陰に吊るして乾燥させておいてもいい。
ずっと畑に置いておくとせっかくの玉ねぎが腐ってしまうらしい。
こうして見ると、なかなか立派なタマネギである。
スーパーで買えばどうということはないが、自分で作ったものはやはり特別感を感じる。
このところタマネギの値段が高いとも聞く。
母親もきっと喜んでくれるだろう。
タマネギの次に収穫できそうなのがジャガイモだ。
すでに花が咲き始め、来月にはもう収穫のタイミングを迎える。
ところが、そのジャガイモを植えた畝には黒マルチを貼っていないので周辺を雑草が覆っている。
土の栄養を雑草に取られると芋が大きくならないので、雨のタイミングを待って雑草を手で抜いていく。
草抜きは農家にとって最も基本的な作業で、私の伯母も暇さえあれば草むしりをしていた。
昨日の雨で抜きやすくはなっているが、それでもすぐに抜ける根の浅い草と、しぶとく土に食らいつく根の深い草がある。
手で草を抜いていると、そうした雑草の個性に気づかされる。
小さな畝を2つ草むしりしただけだが、それでも腰が痛くなってきた。
それでも、大雑把に草を抜いただけでジャガイモの茎が見えるようになり、少し風通しが良くなった気がする。
そんな株元に肥料を置いていく。
追肥という作業で、量はあくまで適当だ。
本当はこのタイミングで株元に土を寄せ、さらに周辺の土を集めて畝を高くして地中で育った芋が日光に当たらないようにする作業がある。
しかし雨が少し強くなったので、今日の作業はここまで。
今回の滞在中に土寄せの作業も終わらせるつもりだ。
近所の農家さんは小雨の中で作業している人も多い。
かんかん照りの日よりも涼しくて作業がはかどるのだろう。
私の場合は仕事ではなく、あくまで趣味として野菜作りをしているので、わざわざ雨の中で作業することもない。
タマネギは運よく収穫できたが、天候や虫や病気など厳しい環境を知れば知るほど作物が収穫できれば儲けもの。
その程度の気持ちで畑と向き合えば、それほど大変でもないかもと思えるようになってきた。
