ついに歯を治す

思えば、左の奥歯が痛くなってから、かれこれ1年ほど前のことになる。

このブログでも「歯と頬が痛い」を書いて以来、何度か歯の悩みをネタに書いてきた。何度かレントゲンも撮ってもらったが、特に悪いところは見つからないと言われてきた。

しかしこの春、会社の診療所にやってきた若い女医さんは他の歯科医と違う見解を示してくれた。6月に初めて私の歯を見てくれたこの女医さんは、新たにレントゲンを撮影したうえで、「神経が死んで、膿が溜まっている可能性があるので、昔の治療痕をはがしてみましょう」と言ったのだ。

そして昨日、初めての治療が行われた。そういえば最近、奥歯の痛みをあまり感じなくなっていたが、ちゃんと治してもらった方がいいだろう。

「痛かったら手を上げてくださいね」と言われて治療が始まった。

奥歯に麻酔を注射。歯茎に注射するのはやはり慣れない。続いて、昔の治療痕にかぶせられた銀のカバーをはずす作業に取り掛かる。いろいろな器具が登場し、歯医者ならではの嫌な音が響く。それでも、麻酔が効いているせいか、痛みはまったく感じない。

30分ほどでこの日の治療は終了。

女医さんによれば、「やはりカバーの下に虫歯があり、そこから歯茎に膿が出ていた」といった説明だった。その部分を治療して、仮埋めしているので、後数回治療が必要らしい。

事態を正確に理解できたわけではないが、とにかく歯を抜かずに治療が進められるようだ。女医さんには感謝しなければならない。

治療中思ったのだが、歯医者さんというのは、私の口の中をじっと見ながら作業をするので、患者としては目を開けるとすぐそこに医者の顔を見ることになる。であるならば、やはり歯医者さんはおじさんよりも若い女医さんの方が良い。

女医さんは治療中、透明なフェースガードをつけて作業しているのだが、私は目を開けたり閉じたりしながら、彼女の顔をしげしげと見ていた。

さて、来週もまた女医さんの顔を拝見することにしよう。

1件のコメント 追加

  1. wildsum より:

    女医さんの場合、目のやりどころに悩みますね。私が行く歯医者さんは目にもタオルをかぶせるので、何をやっているのかもわかりません。

コメントを残す