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59歳になった。来年は還暦。特になんの感慨もない。
東京に久しぶりの雨が降った。歳をとって良かったことは、雨の日が好きになったこと。
三男がイタリア旅行から帰ってきた。夜、妻と3人でレストランに行った。
「ル・ボン・ヴィボン」。東急百貨店裏の路地にひっそり佇む南欧料理の老舗レストランだ。
この場所に店を構えて、すでに25年ほどになるという。落ちついたお店だ。
窓辺もさりげなく飾られている。フランスの街角のレストランに来たような気分になる。
店内は抑えめの照明でオレンジっぽく見える。これもヨーロッパみたいだ。いろいろ細かいところにこだわりを感じる。
アラカルトも豊富に用意されているが、初めてなので「おまかせコース」5000円を注文した。赤ワインのデキャンタも頼む。
まずは「冷製オードブルの盛り合わせ」。
「鶏肉の???」。バルサミコソースでいただきます。めちゃくちゃ柔らかい。
「ビシソワーズ」。冷製スープは水っぽい店が多いが、ここのはしっかり味が付いている。
メインの魚料理は「??のポワレ」。
そして肉のメインは「子羊のグリエ」。
さらにたっぷりのデザートとコーヒーがつく。なんとコーヒーはお代わり自由だ。
すべて味がしっかりしていて、オーソドックスなプレンチといった印象だ。すべて美味しい。安心感がある。まさに「おまかせ」できる安心感かもしれない。
吉祥寺のフレンチでは間違いなく一番だと思う。少なくとも私にとってはナンバー1だ。
予約の電話をした時に、聞かれて私の誕生日だということを伝えていたため、デザートにはローソクが添えられ、マスター自ら写真を撮ってくれた。サービスにも安心感がある。ベテランの味わいだ。きっとまた時々来ることになるだろう。
食べログ評価3.50、私の評価は4.50。

