立春

きょうは立春。予報通り、快晴で穏やかな日になった。

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昨年末、左のふくらはぎを痛めて以来やめていたランニングを恐る恐る再開してみた。井の頭公園への階段を降りていると、紅白の梅が咲いているのが目に飛び込んできた。思わずiphoneを取出して撮ったのが上の写真だ。

家で昼ご飯を食べた後、カメラをもって「立春」を探しに公園に散歩にでかけた。

梅を撮る。私が使っているキャノンのPawershotは40倍ズームはいいのだけれど、ピントがマニュアルであわせられない。望遠で撮ると、オートフォーカスが行ったり来たりして肝心なところになかなかピントを合わせるのが難しい。なので何枚も撮ってしまう。

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ネコヤナギのような木の芽もふくらんでいる。

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ベンチでは人びとが日向ぼっこ。きょうは風もなく、じっと座っていても暖かい。

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これは「ヒイラギナンテン」の花のようだ。花か実かも定かではないが・・・。

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こちらは「シナマンサク」の花。

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公園で一番早く咲く花らしい。日本のマンサクより一足早く咲くと書いてあった。日本のマンサクもよく知らないが・・・。

枯れ葉をつけたまま咲くので、地味だ。

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井の頭公園名物の「アートマーケッツ」もきょうはいつもより賑わっている。

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暖かな日差しの下、散歩する人たちも気軽にお店をのぞいたりパフォーマンスを楽しんだり。のどかな時間が流れる。

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犬を散歩させる人もたくさんいる。

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猫を散歩させる人も・・・。猫はうれしいのかなあ。

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ボートも大賑わいだ。そういえば、まだ引っ越してきてから一度もボートに乗っていない。

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久しぶりに井の頭線の下をくぐってその先まで足を伸ばす。

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真下から見上げる電車はなかなか風情がある。だが、鉄道ファンが集まるような場所ではないようだ。彼らにとってはさほど価値がないのだろうか。

野鳥にエサをあげるおじさんがいた。

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空中にエサを投げ上げるとこの鳥がすばやく飛び立ちキャッチする。何ていう鳥だろう。おじさんのテクニックはかなり年季がはいっている。鳥との戯れが趣味なのだろう。

井の頭公園駅前の木には、たくさんの鳩がたむろしていた。

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何かのタイミングで一斉に飛び立ち、青空を旋回する。うまく撮影できなかった。

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再び井の頭線のガード下を通って公園に戻る。

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誰かがお地蔵様に毛糸の帽子をかぶせてあげていた。

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公園の桜はまだ小さなツボミ。春はまだまだだ。

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その下のアジサイは、剪定された枝の脇から新しい芽が顔をのぞけていた。

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これは今日一番の「立春」かもしれない。

年間パスも4月までなので、用もないのに井の頭自然文化園の中を通る。鳥たちものんびりしている。

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雁だろうか。何やら懸命に穴を掘っている。繁殖シーズンへの備えなのか。ちょっと目がこわい。

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水生物館の前に人が集まり写真を撮っている。小さな鳥を撮っているようだ。一番大きな望遠レンズを構えているおじさんに聞いてみた。どうやらカワセミらしい。

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カワセミは貴重なのか、それとも野生だから価値があるのか。一生懸命に写真を撮っているおじさんに聞くのもはばかられたので不明だ。

ついでに久しぶりに水生物館に入ってみた。小さな水族館でこのあたりの川にいる魚や生き物が展示されている。

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水草が美しい。個人的には魚よりも水草が好きだ。

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こちらはメダカ。どこにいるのかわからないでしょうが・・・。

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こんな小さな水族館でも小さな子どもたちは喜んで見ている。そんな子どもたちを驚かせていたのがこいつだ。

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カミツキガメだ。わたしが夕方ニュースの編集長のころ、ペットとして輸入された外来種のカミツキガメが心ない買い主に捨てられ日本で繁殖しているというニュースを放送した。一応、われわれのスクープだった。その後、各社の様々な情報番組がカミツキガメをとりあげ、一躍有名になった。

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いわゆる暇ネタの類いに見えるが、このカメ、一度噛み付くと放さない。人間の指も食いちぎってしまう恐ろしい奴だ。そんなことでカミツキガメには個人的にちょっと懐かしさを感じるのだ。

そんなこんなで、立春の午後、気持ちのよい散歩ができました。二十四節気、次は何だっけ?

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