<きちたび>プラハ最後の夜、四つ星ホテルとストラホフ修道院のビアホール

チェスキークロムロフへの1泊旅行から戻り、プラハ最後の夜は奮発して四つ星ホテルを予約した。と言っても、二人で1万8500円ほど。お盆シーズンのホテルとしては良心的だ。

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「ホテル・ゴールデンスター」。右手の坂を上がると、すぐプラハ城という最高のロケーションだが、どちらに向かうにしても急な坂道というのが難点だ。

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古い建物をモダンに改装したプチホテル。24時間誰かがいるレセプションがあるのは、やはりホテル。便利だ。

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レセプションを通り、エレベーターを上がると、建物の中が吹き抜けになっている。

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ホテルだけに、ボーイさんが荷物を運んでくれた。

扉を開けると、奥にもう一枚ドアがある。

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中は、すっきりとした作りの部屋になっていた。広くはないが、大きな鏡を置くことで圧迫感を防いでいる。

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まあ、ホテルである。細々としたサービス精神が感じられるが、個性という意味ではコンドミニアムにはかなわない。驚きがないのだ。

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バスルームも整然としている。綺麗なリフォームは参考になる。

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チェックインして荷物を収めると、すぐに夕食がてら散歩に出かけた。

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ホテルの前はかなり急な下り坂になっている。坂を下るとマラー・ストラナ広場に出る。プラハ城の城下町、古い町並みだ。

街まで降りようと思っていたが、帰りがしんどそうなので近くの店で夕食を食べ、お城に上がることにした。

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時刻は午後7時半を過ぎている。夕日に照らされ、プラハの街並みが赤く染まる。

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みんな思い思いに記念写真を撮っている。コントラストが強すぎるのではないかと、余計な心配をしてしまう。

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一番見晴らしの良いコーナーに、あのスタバが店を構えていた。このテラス席、世界中の観光客が場所を取り合うのが目に見えるようだ。

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こちらでは中国人と思しき女性グループが記念写真に熱中していた。ちょっとハラハラだ。

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さらに坂を上り、プラハ城の正門にやって来た。

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プラハ城正面のフラッチャニ広場では若者たちがパフォーマンスの練習をしている。観光客たちはすでに宿に戻り、この時間になると静けさが戻ってくる。

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プラハ城の正門にはこんな凄まじい像が・・・。

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「戦う巨人たち」と題された彫像で、18世紀に作られたのだそうだ。力のない者は滅ぼされる、そんな時代だったのだろう。

事実、ボヘミアもその後、多くの国に支配されチェコ人は苦難を強いられた。力には力で対抗する以外に生き残る道はない。人類の歴史は結局、その繰り返しである。

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午後8時。聖ヴィート大聖堂が赤く染まる。

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お城の西側は緩やかな上り坂。この時間になると、人影もまばらだ。

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静まり返った古い町並みをゆっくりと登って行くと、丘の頂に大きな修道院が現れる。

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フランス発祥のプレモントレ修道会が運営する「ストラホフ修道院」だ。

「哲学の間」「神学の間」と呼ばれる図書館が有名なのだそうだが、もう一つ観光客に人気のスポットがある。ビアホールだ。

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建物の中にもかなりの席があるが、この季節人気なのはやはり屋外だ。もうこの時間になると、長袖シャツを羽織らないと肌寒い。

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ストラホフ修道院では13世紀からビールの醸造が行われていた。

食事は済ませて来たし、メニューを見てもよくわからないので、「本日の生ビール」みたいな奴を頼む。妻に釘を刺され、一番小さい0.3リットル、45コルナ(約240円)にする。

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そしてやって来たのが、これ。食後に一杯飲むには、ちょうどいい大きさだ。

妻はお酒が飲めないので、コーヒーを注文した。

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ゆっくりとビールを飲みながら、空が群青色に変わっていくのをぼんやりと眺める。心地の良い時間だ。

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空の色が青から黒に変わる頃、店を出た。

偶然たどり着いたビアホール。プラハ最後の夜には、ぴったりの素敵なお店だった。

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ビアホールを出ると、修道院の建物がライトアップされていた。

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このストラホフ修道会、実はカレル橋脇のコンドミニアムから毎朝見ていた丘の上の建物だった。

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街から見上げると、とても凛々しい建物だ。

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反対に、丘の上から街を見下ろすと・・・

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プラハの夜景が眼下に広がる。

絶好の夜景スポットだと思うのだが、意外なほど人は少ない。穴場である。

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黄色い街灯が灯る石畳の坂道。ゆっくり下っていくとホテルに着く。

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こうしてプラハ最後の夜は暮れていった。

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翌日は早朝の出発。

朝食付きだがその前にチェックアウトなので、代わりにサンドイッチを作ってくれた。

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プラハは、やはり噂に違わぬ素敵な街だった。

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<参考情報>

私がよく利用する予約サイトのリンクを貼っておきます。



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