<きちたび>中央アジアの旅2023🐪 成田から仁川へ!海外旅行はどんどん便利になっていく

いよいよ中央アジアへ旅立つ。

どこの国であれ、これまで一度も行ったことがないところはアドレナリンを刺激する。

日本からはウズベキスタンへの直行便もあるようだが、私は成田空港から韓国のアシアナ航空を利用して仁川経由でカザフスタンのアルマトイに入る予定だ。

成田空港というと私の中では「遠い」というイメージがまだ抜けない。

コロナ前には吉祥寺から出ていたリムジンバスもまだ復活しないため今回は日暮里駅から京成スカイライナーを利用したのだがこれがなかなか快適で成田の印象がずいぶん改善した。

吉祥寺から2時間弱、その間ネットで現地の情報をチェックして便利そうなアプリをダウンロードしたりしていたらストレスなく成田に到着した。

アシアナ航空のオンラインチェックインを利用して、預ける荷物も無いためカウンターに並ぶ必要もない。

だから、空港に到着したらそのまま出発手続きに進むことができる。

出国審査もパスポートを機会に載せて顔認証するだけ、昔に比べてずいぶん簡単になったものだ。

時間が余ったのでプライオリティパスを使ってラウンジで時間を潰すことに。

成田の第一ターミナルには利用可能なラウンジがいくつかあるようだが、搭乗ゲートから一番近かった「IASS Superior Lounge 希和 -NOA-」というラウンジを選んだ。

全体的に和風の造りで、用意されていた軽食も和風だった。

焼きおにぎりと煮物、あんぱんと味噌汁をいただく。

空港のラウンジで和食というのも昔はあまりなかったのでちょっと嬉しい。

自分で温めるスタイルのお蕎麦もあってこれも試してみた。

味の方はお世辞にも美味しいとは言えないが、よくある洋食メニューよりも食指が伸びるのだからやはり日本人だと思う。

アルコール類もビールにワイン、日本酒もあったが、このところちょっと頭痛気味なので、COSTA COFFEEのコーヒーメーカーでアイスコーヒーを選んだ。

まあ一度経験するとどうということはないが、トイレもとても綺麗で、成田空港を少し見直した。

午前9時発のアシアナ航空便は定刻に出発。

機体は古いエアバス330-300で、映画も無ければ充電もできないという国際線とは思えないようなものだったが、ほぼ満席、海外旅行客はまだコロナ前の4割とか言われている割には混んでいた。

機内食はプルコギっぽい肉料理だった。

食べすぎないように注意しつつ、韓国らしいコチュジャンがついていたので肉と野菜は全部いただいた。

セットになっていたのが日本の玉子どうふだっのもちょっと面白い。

ひょっとして韓国で流行っているのだろうか?

飛行機は若狭湾で日本海に出て、出雲沖から朝鮮半島を目指す。

このルートを飛行すると、古代の人たちが半島から船を出すと、何もしなくても出雲あたりにたどり着いたのがよくわかる。

東京から出雲に行くよりも朝鮮半島の東海岸から出雲に行く方がずっと近い。

窓から高層の均一的な団地群が見えてきた。

こうした光景は韓国と中国の特徴的な風景として私の脳に記憶されている。

韓国に来るのはコロナ前に2019年以来4年ぶりだ。

そして午前11時、飛行機は定刻で仁川空港に降り立った。

初めての仁川空港、今日は韓国が誇るこのハブ空港で6時間半の乗り継ぎである。

さて、何をして時間を潰そうか。

日韓関係が急速に改善する中で訪れた韓国でのトランジット、ちょっと楽しみな気がする。

中央アジアの旅2023🐪

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