大氷原

カナダ旅行5日目。カナダに来て初めての快晴だ。

この日目指したのは、バンフから北に走ること300キロ。コロンビア大氷原。

総面積は390平方キロメートル。
道路から見えるのは、この大氷原から流れ出すいくつもの氷河のひとつ、アサバスカ氷河の末端部分だといいます。

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バンフ国立公園は、途中のボウ峠まで。
峠から北は、ジャスパー国立公園になります。
この大氷原は、そのジャスパー国立公園の中でもハイライトとなる観光地です。

駐車場の奥に建てられている「氷原センター」に入ります。

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ほとんどの観光客のお目当ては「雪上車ツアー」、特別な雪上車に乗って大氷原を走り、氷河の上を歩くことができます。私たちはへそ曲がりなのでパスしましたが、料金は50ドルくらいのようです。

また、雪上車ツアーと同じ会社が、2014年から新たに始めた「グレイシャー・スカイウォーク」というアトラクションのチケットもここで買えます。

これは最近世界各地で作られている、床が透明な展望台のようなもので、崖から突き出した透明の遊歩道から氷河を見下ろすというもののようです。
こちらの料金は30ドルほど、これにも私たちは行きませんでした。

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「わざわざコロンビア大氷原まで行って、雪上車ツアーに行かないなんてもったいない」と怒られそうですが、私たちは2人とも行列が嫌いなのです。
雄大な景色を前に、屋内でバスのチケットを求めて行列する気になれませんでした。それほど、ビジターセンターの中は混雑していました。

そのかわりに、コーヒーを2杯買って、氷河を望むテラスへ。
ゆったりとしたソファーが置かれたテラスは、チケット売り場の行列が嘘のように空いていました。
ソファーに腰を下ろしてぼんやりと氷河を眺めます。

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「あっ! ひこうき雲だ」
山の頂から、一本の白い線が青空を真っすぐのぼっていきます。
成田からカルガリーに飛んだ飛行機の窓から、ロッキー山脈の頂を見下ろしたことを思い出しました。
私たちも数日前、この氷河の上を飛んだのかもしれません。

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氷河といえば、私が初めて氷河を見たのは、南米のアルゼンチンでした。

ロス・グラシアレス国立公園。
アルゼンチン南部、パタゴニア地方のチリとの国境に位置します。
アルヘンティーノ湖という湖に、今も成長を続けるモレノ氷河が流れ落ちます。

よく地球温暖化のニュースの時、崩落する氷河の映像が使われますが、あの映像はたいていこのモレノ氷河です。
この氷河は温暖化で崩落しているのではなく、氷河が湖に向かって徐々に流れ、先端が水に触れることによって常に少しずつ崩れているのです。
私は、あの映像を見るたびに違和感を感じていますが、それでも、地球上の氷河が徐々に縮小していることは紛れもない事実です。

コロンビア大氷原も、1844年には、私たちが車を止めた駐車場あたりまで氷で覆い尽くされていたと案内板に書いてありました。
この辺りは、毎年平均して10メートルほどの雪が降り、その雪が再結晶して氷となり、氷河が形成されます。
そして地球環境の変化とともに、拡張したり縮小したりを繰り返してきたのです。コロンビア大氷原の最後の拡張は、1840年ごろ。
そして今、急速に縮小しているということでした。

大氷原を離れる前に、ちょっとやりたい事がありました。
GoPro を動画モードにして、氷河の近くまで走ってみたのです。

【動画】コロンビア大氷原周辺を走りました
こちらのURLからYoutubeで動画が見られます。

どうでしょう。
少しは、大氷原の雄大さを感じていただけましたでしょうか。

 

このカナダ旅行の詳細は「夫婦旅行はコンドミニアム〜カナダ2016」に書きました。ご興味があれば、こちらからご覧ください。

 

<参考情報>

私がよく利用する予約サイトのリンクを貼っておきます。

 

 

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