<ご当地グルメ>岡山「たこ福」の「岡山たこ焼 15個入」

今回岡山に帰省した際に食べた「たこ焼き」のことを書きたい。

認知機能が低下した伯母が最近あまり食べていないようなので、試しに「たこ焼き」を買っていくことにした。

私の実母のマンションに近所のたこ焼き屋のチラシが入っていたのを見たのがきっかけだった。

せっかくなら、岡山でも人気の店で買おうと思い調べてみると、岡山駅の西口に岡山で一番古い老舗のたこ焼き屋さんを見つけた。

そのたこ焼き屋があるのは、歴史ある地元の商店街「奉還町商店街」。

明治維新によって失職した池田藩の武士たちが「奉還金」を元手に商売を始めたのがこの商店街のスタートで、戦後の昭和20〜30年代には岡山を代表する人気の街だったという。

レンタカーを駐車場に止め、駅の反対側からアプローチしたのだが、そのレトロなアーケードの様子に思わず「渋い」と声が出そうになる。

シャッターに描かれていたのは、「レゲエの神様」ボブ・マーリー?

たこ焼き屋の開店時間である午前11時に合わせて訪れたのだが、商店街のほとんどのお店はまだシャッターが降りたままである。

日曜日だというのに、商店街に活気はない。

渋い帽子屋さん「イシイハット」は1945年創業。

マリンキャップや旧海軍の士官帽など海にまつわる帽子が人気だという。

大衆食堂の「旭軒」も昭和初期の創業だそうだ。

懐かしい庶民の味に加え持ち帰りメニューも豊富に揃っている。

どうも近頃、こうした昭和レトロな商店街が好きでたまらない。

ところが、お目当てのたこ焼き屋「たこ福」はまだシャッターが閉まっていた。

すでに開店時刻の11時は過ぎている。

ダメもとで電話をかけてみると、「今から開けます」と言って通路の奥からおばさんがおもむろに出てきた。

店の前には、「昔懐かしい昭和の味」と書かれたパネル。

『当店のたこ焼は昭和28年から67周年、伝統の「ふわトロ」感を大切にしている老舗です』

そして・・・

女将さんたちの暖かな写真を眺めていると、まさにこの女将さんがシャッターをガラガラと開け、開店の準備を始めた。

メニューは、岡山たこ焼の元祖「たこ焼 小玉サイズ」が、12個入り・15個入り・6個入りの3種類。

そのほかには、生姜の効いた「ひやしあめ」や「瓶ラムネ」、さらにはジェラートもあった。

伯母は基本的に人が買ってきたものを食べないので、試しに「たこ焼 6個入」を注文してみる。

無理やり開店してもらっただけに、客はほかにはいない。

店内は狭く、カウンター席が4つと2人がけのターブル席が4つ。

女性2人で作る「岡山たこ焼 6個入」(340円)を買って、伯母の家に持っていくと、普段差し入れを何も食べようとしない伯母が珍しく全部食べた。

そこで帰りに再び「たこ福」に寄り、今度は「15個入」(650円)を買って実母のマンションに行った。

容器の蓋を開けると、3×5個のたこ焼が整然と並んでいた。

確かに一つ一つは小さめだが、ソースがたっぷりかかっていて美味そうだ。

海苔と紅生姜を載せるかどうかは聞いてくれるので、「お願いします」と答えた。

フワフワの食感で、中にはしっかりと蛸が入っている。

たこ焼き食うのいつ以来だろう。

昔懐かしい昭和の味が口の中に広がり、とても美味しかった。

岡山に帰省すると時々、お好み焼きは食べていたが、大人になってから岡山でたこ焼きを食べたのは初めてだろう。

たこ焼きには学生時代の味がする。

奉還町の「たこ福」、いいお店を見つけた。

食べログ評価3.30、私の評価は3.50。

「たこ福」
電話:086-253-9743
営業時間:11:00~19:00
定休日:火曜

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