<きちたび>人形町1泊2日の旅① 「都寿司」のにもの丼を食べ、「新参者」めぐりを楽しむ

🔶「旅したい.com」から転載

<東京>人形町1泊2日の旅① 「都寿司」のにもの丼を食べ、「新参者」めぐりを楽しむ

🇯🇵東京/中央区 2019年10月21日~22日 1泊2日

東京で暮らしていると、東京のホテルに泊まることはほとんどありません。でも、一口に東京といってもいろんな街があり、正直知らない街ばっかりです。

そこで私も東京に宿を取り、馴染みのない街をぶらぶらしてみようと思いました。

その第一弾は、中央区の人形町。100年の歴史を持つ老舗がひしめく魅力的な街でした。

都寿司

旅の初めは、老舗寿司店でのランチでした。

創業は1887年の「都寿司」。

東京メトロ東西線の茅場町駅から水天宮方面に歩いた通り沿いにそのお店はある。

「都寿司」のランチメニューは4種類。

私がこの店を選んだ理由は、見た目も珍しい「にもの丼」を食べたいと思ったからです。

こちらがその「にもの丼」(1200円)。

酢飯の上に、江戸前の丁寧な仕事がなされた食材が並びます。

柔らかく煮た穴子やはまぐり、エビ、タコ、さらにかんぴょう。

添えられた沢庵と刻んだガリがアクセントをつけます。

妻が注文した「花にぎり」(1430円)。

見た目は普通ですが、なぜか美味い。

単に新鮮というだけでない、ネタを美味しくする何かが施されているようです。

百年以上生き残ってきた店には、それなりの理由があるのでしょう。

その理由は何なのか、ご自身の味覚で確かめてみてください。

「都寿司」
電話:03-3666-3851
営業時間:
[月~金]
11:00~14:00(L.O.)
16:30~22:00(LO.21:00)
[土]
11:00~14:00
定休日:日曜・祝日・第二土曜日

新参者巡り

人形町界隈といえば、すぐに思い出すのは東野圭吾さんの小説「新参者」。テレビドラマや映画にもなりました。

ドラマのロケも実際に人形町で行われたため、街をぶらぶらするだけでちょっとしたロケ地巡りが楽しめます。

たとえばこちらの「日本橋ゆうま」。

新参者シリーズの映画「麒麟の翼」で、登場人物が働く手作り工房の店「ほおづき屋」という設定で登場しました。

2012年の映画ですが、今でも店頭にポスターが貼ってありました。

同じく甘酒横丁に面した「草加屋煎餅店」も、登場人物が暮らす煎餅屋「あまから」として登場。

この日はたまたま休みの日でしたが、店頭にはドラマのポスターが貼ってありました。

そのほか水天宮の交差点には、ドラマに登場する人形焼の「重盛永信堂」や・・・

2階にある付属の「カフェ・ドルチェ」がロケ地となった和菓子の「三原堂本店」があります。

人形町交差点近くにある1783年創業の刃物屋「うぶけや」。

こちらも、小説「新参者」に登場しました。

夕暮れ時に白熱灯が灯った店の風情も最高ですが、古びたショーケースに並ぶ手作りのハサミや包丁も一見の価値があります。

人形町の「新参者巡り」。

ロケ地はほかにもたくさんあります。もう一度「新参者」を見直して、ロケ地巡りを目的に人形町を歩くのもきっと楽しいと思います。

柳屋の鯛焼

新参者に登場するロケ地の中には、超人気のたい焼き屋さんがあります。

1916年創業の「柳屋」。

看板には「高級鯛焼」の文字。自ら「高級」と名乗るとはすごい自信です。

行列は、店の前ではなく狭い店内にできていました。

平日の昼間なのに、15人ぐらいが並んでいます。

妻が行列に並んでいる間、私は通りからビルを見上げていました。

鯛焼一つで、甘酒横丁にビルを建てるというのもすごいことです。

妻が一匹だけ、鯛焼を買ってきました。

1個160円です。

見た目は普通ですが、皮が薄くて熱々カリカリ、餡は甘さ控えめです。

この鯛焼でビルを建てるとは、やはりすごいです。

「日本橋 柳屋」
電話:03-3666-9901
営業時間:[月~土]12:30~18:00
定休日:日曜・祝日

日本橋図書館

予約した宿のチェックインまであと1時間。

街をさらにぶらぶらします。

人形町商店街のシンボル「からくり櫓」。

2台が設置され、私は目撃しませんでしたが、毎日11時から19時まで1時間おきに約2~3分のからくりが展開されるそうです。

からくり櫓の近くには、1884年創業の和菓子店「壽堂」。

まるで映画のセットのような「永楽屋シャツ店」。

一体、創業はいつなのでしょう?

そんな人形町界隈を歩いていると、石造りの立派な建物が見えてきました。

入り口の前にはたくさんのお母さんや子供たち。

中央区立の日本橋小学校と幼稚園です。

小学校の地下には、室内プール。

そして小学校の上には、図書館が併設されていました。

さすが中央区、やはり都心は違います。

せっかくなので、図書館を見学がてら、チェックインの時間まで時間を潰すことにしました。

図書館自体は、私が住む武蔵野市と比べて特に驚くこともありませんでしたが、プールと同じ場所にあるというのがいいなと思いました。

もしも都心暮らしをするならば、図書館とプールはとても惹かれます。

ヴィアイン日本橋人形町

午後3時。予約していたホテルにチェックインします。

この日の宿は、JR西日本グループのホテル「ヴィアイン日本橋人形町」。

今年8月末にオープンしたばかりの新しいホテルです。

フロントは2階。

豪華ではないけれど、モダンで落ち着いたロビーです。

お部屋は、シングルベッドが2台並んだデラックスツイン。

21㎡の広くもなく狭くもない部屋ですが、とても機能的に作られています。

一番の特徴は、トイレとお風呂が分かれていること。

ユニットバスが洗面所の奥に設置されていて、家庭的な印象を受けます。

窓の外は、大通りに面したビル群。

でも騒音はまったく気になりませんでした。

朝食は2階のレストランでのビュッフェですが、これはかなりいいです。

私のお気に入りは、日本橋「にんべん」の出汁を活かした品々。

たとえばこのいなりずしやお吸い物などがありました。

黒酢ドリンクや目の前で焼いてくれるフレンチトーストなど、どれもホテルのこだわりを感じます。

ヴィアイン日本橋人形町の朝食はオススメです。

部屋代は日によって変動するダイナミックプライシングを採用していて週末は高めですが、平日なら2人1泊朝食付きで1万6000円から2万円ぐらいのようです。

悪くはないホテルだと思いました。

「ヴィアイン日本橋人形町」
電話:03-5640-5489
チェックイン:15:00
チェックアウト:10:00
https://www.viainn.com/nihonbashi-n/room/

夕方のお散歩

ホテルで少し休んで、夕方再び人形町界隈をぶらぶら。

人形町の交差点近くにある「大観音寺」。

明治13年ごろに建立されたものだそうです。

大観音寺脇の路地がいい感じで、ちょっと気になります。

この路地には、江戸を思わせる防火井戸が設置されていました。

実際に、水も出ます。

創業1912年。

「日山」は和牛の飼育から肉の販売、さらにすき焼きの名店「すき焼き割烹 日山」も営む人形町の老舗です。

こちらは創業1907年。

豆腐や甘酒を扱う名店「とうふの双葉」です。

珍しいところでは、つづらの専門店「岩井つづら店」。

こちらは何と、1861年創業。

現在では、つづらを手作りする店は東京で2軒だけだそうで、注文してから納品まで2ヶ月ほどかかるそうです。

甘酒横丁を北東方向に進むと、「勧進帳の弁慶像」があります。

江戸時代、幕府から興行特権を認められていた歌舞伎劇場江戸三座のうちの二座、「中村座」と「市村座」が人形町にあったそうで、それを記念して建てられたものです。

弁慶像が立つ場所は、浜町川という水路でしたが、今は埋め立てられ「浜町緑道」という都会のオアシスになっています。

さらに進んでいくと、「明治座」。

今の季節は五木ひろしさんのショーが行われているようですが、この日は休演日でした。

昔仕事で来たことがありますが、こんな場所だったとはまったく記憶がありません。

そのまま真っ直ぐに進んでいくと、中央区立の「浜町公園」。

中央区最大の公園で、関東大震災後の復興事業の一環として整備されたそうです。

かつてはホームレスの人がたくさんいた印象がありますが、周囲にもマンションが増えて、随分雰囲気が変わりました。

そして、公園を抜けると、隅田川に突き当たります。

夕暮れの隅田川を遊覧船が下っていきます。

やっぱり川がある風景というのは、いいものです。

人形町の旅の続きは、こちらの記事をどうぞ。

<東京>人形町1泊2日の旅② 「室町砂場」の天ざると「いわ瀬」のからすみ大根と「誠品生活」の歴史大図鑑

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