世界卓球

かつてない盛り上がりとなった「世界卓球2017」が閉幕した。木曜から5日連続で卓球を見続けた週末だった。

日本の卓球はいつからこんなに強くなったんだと多くの日本人が思ったに違いない。

その顕著な証拠が、放送したテレビ東京の視聴率だ。

先週1週間の週間平均視聴率は、業界人にとっては文字通りの「異変」だった。民放キー局5局の中で、テレビ東京は開局以来5位が定位置だった。

ところが、先週のゴールデンタイム平均視聴率の順位は、①日テレ12.2、②TBS9.1、③テレ東8.6、④テレ朝7.8、⑤フジ6.8%となった。プライムタイムも、テレ朝と同率3位だった。

1日の視聴率なら、テレ東が他局に勝つことは珍しくないが、週間平均での3位は、1964年の開局以来初めての快挙だという。

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混合ダブルスで金メダルを取った石川佳純と吉村真晴。気の強い石川を吉村が優しく守っていた光景が微笑ましかった。

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勝利が決まり、石川が吉村の胸に飛び込んだ。吉村が優しく石川の頭を撫でる。いかに苦しい試合であったかが痛いほど伝わった。

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日本選手権で平野美宇に敗れ、日本女子のエースという絶対的な存在ではなくなった石川。後輩たちの急成長は、彼女にとって苦しみでもあっただろう。それがこの金メダルで報われた。

混合ダブルスの金メダルは、48年ぶりだ。

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男子ダブルスも、森薗・大島組が銀メダル、丹羽・吉村組が銅メダルを獲得した。両ペアが負けたのは、やはり中国ペアだった。

それでもこちらも48年ぶりの銀メダル。水谷ぐらいしか知らなかったが、男子もいつの間にか強くなった。

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女子ダブルスでも、伊藤美誠と早田ひなの女子高生ペアが銅メダル。こちらは16年ぶりだ。「みまひな」の愛称は一気に知れ渡った。

そして、私が最も注目する平野美宇。この大会でも彼女の“高速卓球”はすごかった。

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準決勝の相手は世界ランク1位、中国の絶対女王・丁寧だった。「ひょっとしたら・・・」と期待して試合を見た。4月のアジア選手権では、丁寧を含む中国人選手3人を破り優勝した美宇。しかし、さすが丁寧だった。美宇との超高速卓球を正確なストロークで制した。

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それでも女子シングルス48年ぶりの銅メダル。中国人選手3人に混ざって表彰台にのぼった。

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平野美宇の未来はまだまだ上がある。

さらに、男子シングルス。日本のエース水谷を破った13歳の張本智和が世界の注目を集めた。

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初出場でいきなりの8強。史上最年少でのベスト8だ。ジュニアチャンピオンの実力と将来性をアピールした。

2020年の東京オリンピック。卓球は一気に超注目種目に躍り出た。

しばらく「卓球ロス」の日々になりそうだ。

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