自宅で本を読んでいたら、買い物に行った妻から電話がかかってきた。
「ワイモバイルで、スマホ料金見直し相談会やってるけど行く気ある?」
と聞くので、「ある」と答えた。
そういえば、2月18日は「ワイモバイル」の新料金プラン受け付け開始日だった。
ワイモバイル吉祥寺駅前店

妻が予約を取ってきてくれたので、午後4時に平和通りにある「ワイモバイル吉祥寺駅前店」に行った。
菅政権のプレッシャーによって、各社が一斉にスマホ料金の値下げに踏み切ったこの春、私たち夫婦が利用する格安スマホの「ワイモバイル」でも新プランを導入した。

『基本使用料がずーっとおトクな新プラン登場』
『3G シンプルS 900円/月』の文字も気になる。

妻が見たのは、こちらのポスター。
ワイモバイルでは2月18日から新プランの受け付けを始めたが、私たちはその初日に店舗を訪れたことになる。

妻が予約を取ってくれていたおかげで、待つことなく新プランの相談をすることができた。
我が家はもう3年以上前からワイモバイルに乗り換えていて、大手キャリアに比べてずっと安い料金にはなっていた。
なので、果たして新プランに切り替えた方がお得なのかどうか、正直よくわからなかったので相談したいと思ったのだ。
ワイモバイルの新プラン

こちらが、ワイモバイルの新料金プラン。
私がこれまで利用していた『スマホベーシックプランM』は毎月10ギガ使えて基本料金は3680円。
自宅の通信をソフトバンク光に変えたことで「おうち割」により500円の割引が受けられて、毎月の基本料が3180円になっていた。
これには、1回10分までの電話かけ放題が付いている。
これを新プランの『シンプルM』に変更した場合、毎月使える通信量が15ギガに増えて月額使用料が2980円、「おうち割」を利用すると月額1900円に下がるという。
使える容量が増えて料金が下がるので、間違いなくお得に見える。
ただし、悩ましい問題があった。
新プランには、10分の電話かけ放題が付いていない。
長電話はしないが、いろんな問い合わせなどで電話をかけることは結構あるし、親の介護が本格化すると電話をする機会も増えるはずだ。
相談したかった一番のポイントは、その点だった。
60歳以上は700円で電話かけ放題

お店で教えてもらったのは、『60歳以上ずーっと割引キャンペーン』のお話。
新プランのオプションとして『スーパーだれとでも定額』というサービスがあり、月額1700円払えば24時間国内通話かけ放題となるのだが、60歳以上であれば1000円の割引があって、月額700円で無制限かけ放題となるというのだ。
基本料金+『スーパーだれとでも定額』で、月額2600円。
料金が安くなった上、毎月のデータ通信量が5ギガ増え、電話も時間を気にせずにかけることができる。
これは新料金に切り替えた方が絶対にお得だと判断した。
妻のプランも「シンプルS」に変更し、来月から新料金が適用されるという。
これで、我が家のスマホ代はほぼ固定となり、2人で月額5000円以下になるはずである。
ナビダイヤルは無料対象外

もう一つ、お店で相談して為になったことがあった。
電話かけ放題のプランであっても、「0570」で始まる『ナビダイヤル』は無料の対象外なのだそうだ。
先月は通話料金が少し発生していて、長電話したのかなと思っていたら、この「ナビダイヤル」で問い合わせたのが原因だったらしい。
「0120」のフリーダイヤルは無料だが、「0570」のナビダイヤルはこれからも有料ということは重要な情報だった。
ちなみに「ナビダイヤル」というのは、全国にあるコールセンターを同じ電話番号で運用できるという、どちらかといえば企業側の要請に応えるものであり、「現在電話が混み合っております。しばらくお待ちください」というアナウンスが流れている間も課金されているのだそうだ。

いずれにせよ、シニア世帯にとってスマホ代は馬鹿にならない支出項目である。
大手キャリアも一斉に値下げし、楽天はさらに割安なプランを発表しているが、電話かけ放題が付いていること、お店で相談・手続きができることを考えると、やっぱり我が家は当分「ワイモバイル」かなと思っている。
「ワイモバイル」新プランの公式サイトはこちらから・・・
「ワイモバイル吉祥寺駅前」 電話:070-6512-3116 営業時間:11:00~20:00 定休日:第二火曜日 https://www.ymobile.jp/shop/detail/W51E/