今回の岡山への帰省中、家飲み用に2つの地元の日本酒を購入した。

まず最初の1本は、母のマンション近くにある「ファミリーマート」で購入した。

決して多くはない品揃えの中に、気になる地酒を見つけた。

『雄町米でつくったおいしいお酒』(300ml、660円)。
岡山の誇る酒米「備前雄町米」100%の純米吟醸だと書いてある。
「雄町米」は、主に日本酒醸造に用いられており、全国でも栽培されているが、9割は岡山県産である。特に、岡山市、岡山市瀬戸(旧瀬戸町)、赤磐市赤坂町地区産のものが有名である。 雄町は優秀な酒造好適米として各地で交配種として使用され、山田錦や五百万石などの優良品種の親として重宝された。現存する酒造好適米の約2/3の品種は雄町の系統を引き継いでいる。
出典:ウィキペディア

酒蔵は岡山県赤磐市の「室町酒造」。
創業は1688年。
地元の雄町米と名水百選にも選ばれる地元の「雄町の冷泉」にこだわった酒造りをしている岡山で最も古い老舗酒蔵である。
精米歩合は60%、日本酒度は+2の「やや辛口」、酸度は1.6と標準的で全体的にバランスの良い日本酒だ。

私に日本酒の評価はできないが、すっきりとした味わい。
コンビニで買ったで私には十分満足するお酒だった。

天ぷらとの相性もバッチリで、スイスイ飲めてしまう。
山田錦を使った日本酒独特の香りが強くない分、私には飲みやすい印象があった。
「雄町米でつくったおいしいお酒」 「室町酒造」 〒709ー0835 岡山県赤磐市西中1342-1 http://sakuramuromachi.co.jp/about/
もう一本購入したは、岡山駅の南西部にあるスーパー「天満屋ハピーズ」。

母を買い物に連れてくるお店を探そうとスーパーを下見していた際に、お酒の品揃えが豊富なのが目につき、思わず1本購入してしまった。

岡山の地酒も300mlボトルでいくつか用意されていた。
その中から、この日私が選んだのは・・・

『特撰喜平 生貯蔵酒』(300ml、412円)。
岡山県南西部の浅口市に工場を持つ「平喜酒造」の特別本醸造である。
「生貯蔵酒」というのは、貯蔵前の火入れを行わず、出荷前に一度だけ加熱処理を行った日本酒で、「生酒」に近い味わいを楽しめるそうだ。

原料のお米は「あけぼの」100%。
「あけぼの」は岡山で昔から栽培されていたお米で、寿司や酒米として使われてきたそうだ。

冷やしていただいたが、喉越しは軽快で、とても飲みやすい。
酢豚との相性も良かったように感じる。
昔は日本酒があまり好きでなかった私だが、故郷岡山の酒を楽しめるようになったのは嬉しい限りだ。
「特撰喜平 生貯蔵酒」 「平喜酒造」 岡山県浅口市鴨方町鴨方1283 http://www.hirakishuzo.co.jp/index1.htm
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