<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 何事も整理整頓から始まる!野焼き2日目、コツをつかめば作業も進む #220113

昨日は一日中、耕作放棄地の野焼きをしていて、疲れ果てて寝てしまった。

そのためブログの更新もできなかったが、少しずつコツがつかめてきて、2000平米ある畑に堆積していた枯れ草の3分の2ほどの処理が無事に終わった。

ではその顛末を、来年以降の参考のために記録しておくことにしよう。

畑に向かったのは午前8時半、氷点下の気温で霜が降り、日陰の草たちはまだ凍りついている。

この季節、明るくなるのは朝7時ごろなので、それまでは布団から出ず、朝のニュースを確認してから朝食と洗濯を済ませ野良着に着替えて出かけると、だいたいこのくらいの時間になる。

でもすでに、ところどころで野焼きする煙が上がっている。

みんな働き者なのだ。

今年、耕作する予定の場所は前日に野焼きを済ませていたが、この畑全体からするとまだ6分の1ほどを処理したにすぎない。

次にどこに手をつけるか、いくつかの選択肢があった。

今年作物を植える予定がないエリアはこのまま何もせず放置し、耕作エリアを徹底的に綺麗にするという選択肢。

隣接するブドウ畑を使えるようにするために、その下草を優先的に処理するという選択肢。

そして、2000平米の畑全体に積もった枯れ草の山をまず最初に野焼きするという選択肢だ。

畑を見回しながら少し思案し、最終的に畑全体の枯れ草を処理することを選んだ。

まずは、前日に野焼きした隣のエリアから。

金属製の熊手で枯れ草を中央部に帯状に集める。

今日は最初から最も燃えやすいイネ科の雑草も投入して、大胆に焼いていくことにした。

火をつけたのは午前9時13分、低温のためかチャッカマンがなかなか着火しない。

おまけに霜で濡れた枯れ草は昼間とは違って燃えにくく、乾いたイネ科の雑草を見つけて火をつけたのだが他の草に燃え広がることなく消えてしまった。

仕方なく、さらに乾燥したイネ科の枯れ草を大量に持ってきて着火。

一度大きな火がつくと、ゆっくりと他の枯れ草にも燃え広がっていった。

この時間は弱い西風が増えていたので、私は風下にあたる東側に着火した。

こうすることによって一気に燃え広がってコントロール不能に陥ることを避けるためだ。

10分ほど草が燃える様子を観察し、周辺に燃え広がる危険性がないことを確認した上で、私はある実験をしてみることにした。

このくらいの風なら、風上にあたる西側に火をつけても大丈夫ではないか。

2方向から焼くことによって時間を短縮しようと考えたのだ。

午前9時43分、枯れ草の山の西側にも着火。

勢いよく煙が立ち昇る。

この頃には風は南西方向に変わっていて、その風に煽られるように、大きな炎がどんどん枯れ草を飲み込んでいく。

こうして、この日1回目の野焼きは午前10時14分に終わった。

まだ煙が燻る燃え跡から目を離さないようにしながら、さらにその隣のエリアを焼く準備を始める。

再び熊手で枯れ草を集め、細長い山を作っていく。

隣に迷惑がかからないように、なるべく中央部に集めてから、午前10時29分ごろ火をつけた。

このエリアはササが多く生えていたので、パチパチと節が弾ける音が響く。

乾燥したササはよく燃える。

この頃には私も野焼きにだいぶ慣れてきて、大きな炎が上がっても余裕を持ってそれを眺めることができるようになった。

このエリアは比較的広いので、間違って隣の畑まで燃え広がるリスクが低いこともあるが、枯れ草を集める時に、山の周辺を入念に掃除し燃え広がる要素を取り除くことに注意を払えば思わぬ延焼は防げることを学習したからだ。

勢いよく燃える炎を離れた場所から見守る。

10時を過ぎると気温もだいぶ上がってきて、絶好の日向ぼっこである。

着ていた上着を脱ぎ、長袖シャツ姿でいてももう寒くはない。

炎の近くに行くとその放射熱で全身が焼けるようで、少し離れて風に吹かれているのがなんとも心地よい。

こうしてこの日2回目の野焼きは午前10時46分に終わった。

まだ昼メシまでは時間がある。

午前中にもう一回やろうと思い、次のエリアで草集めを始めた。

耕作放棄地となっていたこの2000平米の畑は、ブーメランのように途中から90度曲がっていて、ここからは南北に伸びている。

ちょうど風も南風になってきたので、今度は枯れ草の帯の北側から焼いていくことにした。

11時12分に着火。

このエリアは、畑の中でも一番幅が狭い場所で、それだけ延焼の危険性が高い。

だからあまり欲張らず、山を小さくして、慎重に様子を見ながらゆっくりと焼いていく。

用意した山を焼き尽くした炎は、その先にあったササの切り株伝いにジリジリと燃え広がっていく。

横方向に向かう炎はスコップで叩いて消して、縦方向に燃え広がる炎は放置して無用なササの切り株を処理してもらう。

こうしてこの日3回目の野焼きは午前11時45分に終わった。

火が消えるのを確認し、作業道具は畑に残したまま、昼メシのために一旦家に戻ることにした。

家に戻って、洗い終わった洗濯物を干し、昼ごはんを食べる。

草を焼く作業そのものはあまり体力を使わないが、草を集めるのは結構重労働で、熊手を引っ張る腕を中心に全身に疲労が溜まっている。

昼メシを食べた後だ、少し布団に横になって休憩だ。

野焼きを再開したのは午後1時50分。

先ほどのエリアよりは多少幅は広がるが、左右にまだ刈りきれていない枯れ草が残っている。

これらに引火すると厄介なので、ここでもまた慎重に枯れ草の山作りを進めた。

続いてこの日5回目となる野焼きを始めたのは午後2時39分。

この場所は近くに民家があるため、なお一層、慎重に作業を進める。

この家に誰が住んでいるのかも知れないが、耕作放棄地にしていたためご迷惑をかけたに違いない。

野焼きの煙も迷惑だろうが、窓も閉め切られていたのでご勘弁願おう。

そして3時43分、この日5回目となる野焼きは無事に終了した。

まだ3分の1ほど残っているが、体力も限界に近づいていたので、この日はこれで終了し、戻って大相撲を見ることにする。

どうせまだ周辺部の処理は残っているし、焦って頑張りすぎることもない。

無理をせず自分のペースで・・・これが私が目指す「のんびり農業」である。

野焼きをしたことで、畑は見違えるように綺麗になった。

雑草とはいえその切り株で長靴が破れることもあり、切り倒した草に足を取られて歩きにくかった。

こうして要らない枯れ草を処理することで、格段に歩きやすくなり、今年こまめに行う予定の草刈りもやりやすくなるだろう。

そして、燃やした草木灰も畑の土壌改良に役立つという。

畑に落ちた雑草の種も枯草と一緒に燃えて、多少は効果があるかも知れない。

何事もまず整理整頓から始まる。

コツさえつかめれば、何事も効率的に安全に行えるようになる。

1月の帰省中、可能な範囲でこの畑を綺麗に、働きやすい環境に整えておきたいと思っている。

<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 耕作放棄地を焼く!穏やかな冬の日は絶好の「野焼き」日和なのだ #230111

1件のコメント 追加

コメントを残す