<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 ブドウ作り2年目、スタートは1月に行う剪定作業から #230115

昨日は雨のため農作業はお休み。

今日も時々、雨がパラつく空模様だった。

こういう日は野焼きはやめて、もう一つの懸案であるブドウの剪定を行うことにした。

昨年伸びた枝を短く切って、新たな芽を伸ばすための準備だ。

枝の付け根にある「1芽」を残して、その先にある「2芽」の手前で切る。

去年、師匠である前の家のおじさんに教えてもらった剪定のやり方だ。

去年はおっかなびっくりだったが、2年目の今年はだいぶ慣れてきた。

「1芽」を残して「2芽」の手前で切る。

枯れた古い枝の残りも出来るだけ取り除き、母枝をきれいに整理するのだ。

正直な話、本当にこの剪定の仕方でいいのかどうかはわからない。

しかし去年はこんな感じでたくさんのブドウが収穫できたので、今年もなんとかなるだろうと楽観的になっている。

切った枝は大きな袋に集めて、ゴミ捨て場として使っている離れた畑に持っていく。

去年は剪定した枝は一旦地面に落として後から集めて捨てに行ったのだが、今年は最初から袋に入れて拾う手間を省く作戦だ。

こうして切って集めて捨てに行くを繰り返すこと4回。

ほぼ1日がかりで小さなブドウ畑の剪定作業が終わった。

わずか200平米ほどの畑だが、この畑だけで300房ほどのブドウが収穫できたのだ。

自家消費するだけなら十分すぎる量である。

今年の新たなテーマは、伯母が認知症になる前に植えたとみられるシャインマスカットの木をしっかり棚に這わせることだ。

去年は伯母がシャインマスカットの苗木を植えたことも知らず、要らない枝だろうと思って適当に切ってしまっていた。

しかし切り残した枝から緑のブドウができたのでその枝がシャインマスカットだとわかった。

師匠に相談すると、シャインマスカットは精力が強いため、複数の棚に誘引して広げてやらないと花は咲いても実が落ちやすくなるのだとか。

正直どう誘引すればいいのかよくわからないが、師匠に教えを請いながら試行錯誤してみたいと思う。

ただ、シャインマスカットを誘引する棚にはすでにピオーネの老木が這っていて、ゆくゆくはこの老木を切ってシャインマスカットに棚を譲らなければならないらしい。

私はマスカット好きだが、あくまで昔ながらのマスカット・アレキサンドリアが好きなのであって、近頃人気のシャインマスカットの味はどうも好きになれないのだ。

さあて、このブドウ畑をいかにマネージメントしていくか?

今年の大きなテーマとなりそうだ。

その前に一つやっておかなければならないこともある。

ブドウの房を雨から守るためのビニールのトンネル。

すっかり老朽化してあちらこちら破れてしまっている。

師匠に聞くと、たとえ破れた箇所を補修してもすでに耐用年数を過ぎているのですぐに別の箇所が破れるという。

だからビニールを全部張り替えるしか方法はなく、遅くとも3月初めまだには修理を終える必要があるそうだ。

いろいろやることはあるが、去年よりは心にゆとりがある。

去年失敗した反省点もあるので、あれこれ悩みながら2年目のブドウ作りを楽しみたいと思う。

まずは1月の剪定作業から、いよいよ始まりである。

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