<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 夏至・・・新しく購入した草刈機で草を刈った畑にアジサイを植える #230621

今日は夏至。

朝早く目が覚めた。

昨日買ったばかりの新しい電動草刈機を持って畑に行く。

曇り空・・・空気が少しひんやりしていて、絶好の草刈り日和だ。

去年まで耕作放棄地だったこの畑、一面を覆うセイタカアワダチソウが膝から腰の高さに伸びてきている。

新しい草刈機を買ったのは妻のお許しが出たからだ。

業者に依頼して古民家に残っていた先祖の荷物を大量廃棄したご褒美として、私が以前から欲しがっていた2台目の草刈機をホームセンターに買いに行った。

買ったのは、これまで使っていた充電式刈払機と全く同じモデル。

通常価格3万250円の商品がこの日は展示品限りとして2万680円で販売されていた。

どうせ1回使えば汚れてしまうものだ。

展示品で全く問題ない。

私が2台目の草刈機が欲しいと思ったのには2つの理由があった。

一つは息子や友人が手伝いに来てくれた時に、一緒に草刈りをしたいと思ったこと。

私もそうだったが、都会暮らしの人間にとって草刈りという行為は体験したことがなく、やってみると意外に楽しいイベントになるのだ。

もう一つの理由は、使用する場所によって草刈機を使い分けることを思いついたことである。

草刈機は回転するチップソーで雑草を刈っていくのだが、回転刃の先端に取り付けられているチップは石などに当たるとすぐに欠けてしまう。

すると切れ味がガクンと落ちて草刈りの効率が悪くなるのだ。

だから、今日のように広々とした畑を刈る時には新しい草刈機を使い、お墓の周辺など石が多い場所で草刈りをする時にはチップを失った古い草刈機を使うようにすると、いちいち回転刃を交換する手間が省けると考えたわけである。

このアイデアは早速効果を上げた。

今朝1000平米ほどの畑の草を刈ったのだが、朝6時半ごろ始めて8時前には終了した。

買ったばかりの新しい草刈機は当然切れ味も鋭く、まだ若いセイタカアワダチソウはほとんど抵抗を感じることもなく切り倒されていく。

草刈りを終えた畑を見渡して、朝から気持ちよさを感じた。

この調子ならば草刈りもほとんど苦にならない。

刈っても刈ってもすぐに成長する雑草とうまく付き合って、なるべく短時間で草刈りを終えることができれば、年数回草刈りをするだけで農地の管理ができるという自信につながっていく。

今日は夏至。

新しい草刈機を買った記念というわけではないが、草刈りを終えたばかりの畑にアジサイの苗を植えた。

1週間ほど前、母の買い物に付き合った際にスーパーでたまたまアジサイの苗を見つけ、値段の割に立派だったので2つ買い求めて鉢植えのまま自宅の庭で水を与えていたものだ。

畑の入り口に近いところに白いアジサイを植える。

白い花はもうそろそろ終わりを迎えそうだが、緑色の畑の中でアジサイの白い色はとても良く目立った。

もう一つはピンク色のガクアジサイ。

私も妻もピンクのアジサイはあまり好きではないが、畑に植えておく分には目印にもなるし悪くはない。

広い畑ならばいちいち剪定などしなくても自然に任せて大きく育てればいいだろう。

2年目を迎え、私の農作業にも多少余裕が出てきた気がする。

ただ作物を育てるだけでなく、畑の将来の姿をイメージしながら、少しずつ果樹や庭木も植えていこう。

5年ほど経って、耕作放棄地だったこの畑がどんな変身を遂げているか・・・。

夢想するだけで田舎暮らしが一段と楽しくなっていく。

<吉祥寺残日録>月一農業2020年5月/マイ草刈機を買う #200521

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