<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 巨大化したブロッコリーと白菜を初収穫した #221117

11月の岡山、裏山はすっかり秋色に変わり、朝は少しひんやりしているものの、まだそれほどの寒さではない。

今回の帰省で一番驚いたこと、それは私の嫌いなブロッコリーが巨大化していたことだ。

というよりも、もともと好きではないのでブロッコリーといえばスーパーの店頭に並んでいる奴か妻が私に無理やり食べさせようとする皿の上の奴を見るぐらいで、それがどんな風にできるのか生まれてこの方興味を持ったことなど一度もなかったのだ。

調べてみると、茎のてっぺんにできるこの巨大なブロッコリーは「頂花蕾」といって、大きくなるのが普通らしい。

放っておくとそこに花が咲くのだが、まだ蕾の段階でこれを摘み取ると、脇から小ぶりな「側花蕾」が次々に出てきて長期にわたって食べられるという仕組みだという。

それにしても、わずか2ヶ月でずいぶん大きくなったものだ。

茎も太く、逞しい印象がある。

そして頂花蕾が12〜15センチになったら収穫時期だそうで、我が家のブロッコリーも立派にそのくらいには育っているだろう。

台所から包丁を持ってきて、頂花蕾の下に差し込む。

結構硬くてスパッとは切れなかったが、何度かギコギコしてようやく頭を切り落とすことに成功した。

柿を収穫したショッピングかごに入れるとご覧の通り、いかにこのブロッコリーが巨大かがわかるだろう。

お店でこんなブロッコリーが売られていたら、お客さんはちょっと引くのではないだろうか。

そして、頂花蕾がなくなって見通しが良くなった下部の方にはちゃんと小さな側花蕾がいくつかできていた。

これが普通のブロコリーのイメージである。

側花蕾は3〜5センチになったら収穫適期らしいので、もう採っていいのかもしれない。

ブロッコリーを収穫した後は、その隣に陣取る大物、白菜の収穫に取りかかる。

3種類の白菜の苗を植えたのだが、2つは立派に育っていた。

残念ながら早どり品種の「味王」は虫に食われて穴だらけ。

外葉は全部ボロボロで、結構中心部もやられている感じだ。

少し探すと、すぐに犯人が見つかった。

隠れる気配もなく堂々と葉の表面で毛虫が2匹旨そうに白菜の葉を食っていた。

パッと見ただけでも2匹見つかったのだから、ちゃんと調べるともっと見つかる気がする。

それに比べて、お隣の「白菜の王様」はほとんど虫に食われた様子もなく大きく育っていた。

中心部はしっかり球状になっていて、手で押さえるとすでに固くなっていた。

もう収穫しても良い時期らしい。

白菜の根元に包丁をぶち刺し、初の白菜の収穫。

外葉が邪魔になって少し苦労するが、なんとか切り取ることができた。

こうしてみると、お店に並んでいる白菜そのものだ。

我が家でも白菜を丸々1個買うということはまずないので、今更ながら白菜ってこんなにでかいんだと感心する。

でもよく見ると、「白菜の王様」にも外葉の根元に芋虫が丸まっていた。

健康な野菜は虫に食われにくいと聞くので、この白菜は健康だったのか、それともこれから食事しようとしていたところを私が切ってしまったのか、そのあたりの事情は知る由もない。

ブロッコリーと並べてショッピングかごに入れるともうそれだけで一杯になる。

下には柿も入っているので、ものすごく重い。

でも、この重みこそ収穫の喜びである。

家に持ち帰ってから、白菜を半分に切り、1つは吉祥寺の妻に送り、もうひとつは一人暮らしの母に届けることに。

白菜を半分に切るのも初めてだったので、思いのほか包丁の通りが悪く、きれいに半分とはならなかったが、ぎっしり中まで締まっていていい感じにできたように感じる。

私の手元には、白菜の大きな外葉が10枚ほど残った。

通常は捨てるもののようだが、見た目は食べられそうでもある。

試しに食べてみようと思い、サッと水洗いして汚れを落とすと、なかなか大きくて立派な葉っぱだ。

とりあえず、白菜といえば鍋。

スーパーで買ってきたキムチ鍋の素があったのでまずは韓国風にしてみようと思った。

豚ひき肉が残っていたのでそれをツミレ風にして、白菜の外葉と一緒に鍋で煮てみる。

ところが、食べてみるとやはり白菜が硬い。

筋の部分が硬くなりすぎているようで、ちょっとした苦味もある。

やはり白菜の外葉を捨てられるにはそれなりの理由があるのだ。

でももったいないので、もう一度鍋に戻してもっと煮込んでみたら、まあまあ食べられる程度には柔らかくなった。

さらに、残った外葉の白い部分だけを使って、ソーセージと一緒にコトコト煮てスープにしてみる。

緑の部分は傷んでいるので捨てることにした。

一夜明けて今日このスープを飲んでみると、さすがの外葉も柔らかくなっていてそれなりに美味しいスープになっていた。

牛乳を加えたので、白菜のクリーム煮もどきの味がする。

さらに試しに、白菜の漬物も作ってみた。

塩と本だしをまぶしてジップロックに入れ、粕漬けを重石がわりにして冷蔵庫で半日置いておく。

今日の昼に出してみると、水分が出てちょっとした即席漬けにはなっている。

しかし塩を入れすぎたようで、しょっぱくてとても食べられたものじゃない。

それでも塩加減をちゃんとして唐辛子や柚子でも加えれば、それなりの漬物ができる雰囲気は感じた。

こうして自分で作った野菜をあれこれ工夫しながら料理をしていると、私の家事能力もこの一年で少し上がったように感じる。

まだまだ人様に食べさせられるレベルではないが、自分なりに考えてあれこれと試行錯誤してみるのは楽しい時間だ。

土曜には東京に戻る予定なので、妻に送ったブロッコリーと白菜がどんな料理になって登場するのか少し楽しみでもある。

<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 大根とニンジンの種を蒔き、白菜とキャベツの苗を植える #220907

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