カラッとした晴天が続く今のシーズンは、一年でも最もゴルフにふさわしい時期だ。
だいたい月一ペースでゴルフ場に通っている私だが、こんな季節には集中的にラウンドを重ねてスコアアップを図りたいところ。
今日も最高の秋晴れの中、一日気持ち良くゴルフ場で過ごした。

クラブハウスの上に広がる爽やかな青空。
そして青いキャンバスに筆を走らせたような白いすじ雲。
見上げるたびに気持ちが高揚してくるような清々しい秋の空である。

いつものようにホームコースである立川国際カントリー倶楽部。
今日は奥多摩コースのINスタートだったが、前半は安定していた。
12番でティーショットを右に曲げ、ダブルボギーを叩いたものの、それ以外はパー4つとボギーで凌ぎ、ハーフ42で回った。
これは先週、草花コースをラウンドした時と同じスコア。
ただ前回は後半49と大きく崩れてしまった。
果たして今日はどうか?

昼食後も難なくスタートしたのだが、3番で躓いた。
ティーショットが右にそれて、いくら探してもボールが見つからない。
OBになりそうな球ではなかったのに無念のロストボール。
結局このホールトリプルボギーとする。

それでもキレることなく平常心でプレーを続け、8番を終えて39。
最終ホールをパーで上がれば、トータル85とギリギリ目標に届くはずだった。
ところが、苦手な9番ミドルホールに大きな落とし穴が待っていた。

ティーショットを左に曲げたが、土手に当たってフェアウェイに戻る。
ラッキー!
ただグリーンを狙うには前の木を越えなければならない。
左足下がりの斜面からピッチングウェッジで2オンを狙う。
ところが、これが思いがけないシャンクに。
続く第3打もシャンク、しかも非情にもボールはバンカーに落ちる。
私はほとんどシャンクは打たないので、どうして2打連続でこんな球が出たのか、今でも理解できていない。

結局、このホールはやることなすことすべてうまくいかず、なんと5オン4パットの9。
最終ホールの思わぬ大叩きで後半は48となり、トータル90といういつも通りのスコアで終わってしまった。
前回も前半42、後半49の91。
2回続けて同じようなラウンドとなってしまい、ガックリと肩を落としてホールアウトした。

家に戻ると、マンションの外廊下から夕焼けに染まる富士山が見えた。
悪いことばかりではない。
このところショットの精度、パットの距離感ともに改善し徐々に昔に近づいてきている手応えがある。
実際、コンスタントに40台前半も出るようになった。
後半で出るつまらないミスをなくしていけば、ハンディキャップ12だった一昔前に戻れそうな気がしてきた。
まずはそこまで戻り、その後さらに精進を重ねて、目標とするシングルプレーヤーを目指すのだ。
道のりはまだまだ遠い。
でも、不可能ではないと私は自分の可能性を信じているのだ。