<吉祥寺グルメ>「吉祥寺 砂場」の「天もり」&「ざる」 @そば&うどん

不眠症に悩む妻がちょうど昼ごろクリニックに行くというので、診察が終わった後で久々に蕎麦屋に行ってみることにした。

このところ季節外れの暑い日が続き、みんな同じことを考えるようで、午後1時ごろなのにどこの蕎麦屋も混んでいた。

選んだのは老舗の名店が集まる雑居ビルの地下「サンロードアーケード」にあるお蕎麦屋さん「吉祥寺 砂場」。

「砂場」といえば、「藪」「更科」と並ぶ蕎麦の御三家の一つである。

ロケーションは今ひとつだが、「砂場」の名前を受け継ぐのだから伝統の味を守るお蕎麦屋さんなのだろう。

お店のホームページを覗くと、「店主からのご挨拶」としてこんなこだわりが書いてあった。

随筆「蕎麦」の中で「ひとりで町を歩いていてひとりで酒をのみたくなったら
私はまず蕎麦屋でのむ」という使い方ができる蕎麦屋です。
蕎麦屋の定番のあてで一杯やるのもよし旬のあてで一杯やるのもよししめは江戸前蕎麦
そんな老若男女がくつろげる店でありたいと思っています。「平凡の極み」が好きです。

「吉祥寺 砂場」公式サイトより

午後1時半でも満席で10分ほど廊下で待ってから店内へ。

席が空いてもすぐに次にお客さんがやってくる。

コロナ感染者は高止まりしているが、私たち同様、飲食店に客足が戻りつつあるようだ。

「蕎麦屋の定番のあてで一杯」と店主が書いている通り、お品書きにはたくさんのおつまみが並んでいた。

どれも惹かれるが、今日のお目当てはそば。

「定番のあてで一杯」はまた今度の機会におあずけだ。

テーブルの上に、「天ざるそば」と「天盛りそば」の写真とともに、その違いが説明してあった。

『当店ではざる蕎麦ともり蕎麦は海苔ではなくお蕎麦が違います。ざる蕎麦は蕎麦の実の中心部だけを使った更科粉を玉子でつないだ上品でのどごしが良く甘みのあるお蕎麦。もり蕎麦は一番粉を二八でつないだ香りが高く風味がよいお蕎麦。天ぷらは芝海老のかき揚げか海老天3本かお選び下さい』

子供の頃から「ざる」は「もり」に海苔がかけてあるものと思っていたので、これは両方食べて見たいと思った。

さすが「砂場」を名乗るだけあって、蕎麦の値段は安くはない。

ウクライナ情勢の緊迫により、ロシアから蕎麦粉が輸入しにくくなり値段が上がっているとも聞く。

私が「天もり」(1650円)を注文すると、妻は普通の「もり」(770円)を頼もうとする。

それでは同じ蕎麦になってしまうので、妻には「もり」ではなく、更科粉を使った「ざる」(880円)を注文してもらい、2種類の蕎麦を食べ比べてみることにした。

まず、私が注文した「天もり」(1650円)がやってきた。

ツルッと食べられそうなそばの量だ。

天ぷらは、「芝海老のかき揚げ」と「海老天3本」を選択できるが、私はあえて「かき揚げ」を選んだ。

芝海老が10匹ほどまとめて揚げられていて、ししとうが2本ついている。

そばは、気をてらわない伝統的なそばだった。

ここ2年ほど外食を極力控えていたので、久しぶりの蕎麦はやはり美味しい。

雑味がなく、いくらでも食べられそうだ。

大きめの器に入れられたそばつゆは、味付けがしっかりしていて私好みだ。

天ぷらにもよく馴染む。

私が食べ始めると、すぐに妻が注文した「ざる」(880円)が運ばれてきた。

確かに色が白く、いわゆる「更科そば」である。

単品のそばには、小さめのそばつゆがついてくる。

どちらも普通に美味しかったが、どちらが好みかと聞かれれば、私も妻も二八の「もり」と答える。

値段の高い「ざる」は蕎麦本来の香りが少し薄れ、そうめんのような感じだからだ。

値段が安い方が美味いと感じるのだから、これからのシニアライフでは迷わず「もり」を選ぶことになるだろう。

やっぱり、蕎麦はお店で食べるべきでテイクアウトには馴染まないと感じた。

食べログ評価3.47、私の評価は3.50。

「吉祥寺 砂場」
電話:0422-20-9808
営業時間:[月] 11:00〜15:00
[水〜土]11:00~15:00/17:00~19:00
[日・祝]11:00~15:00/17:00~19:00
定休日:火曜
https://www.kichijoji-sunaba.com/

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【吉祥寺のそば&うどん】

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