<吉祥寺グルメ>テイクアウト2022 三鷹「ブルーバード」の「ドライカレー」 @カレー@カフェ

久しぶりに、「テイクアウト」を始めることにした。

コロナ禍が始まった頃、苦境に陥る飲食店を応援したいと、毎日せっせとテイクアウトをしたものだ。

吉祥寺界隈のお店をだいたい一巡した頃から、テイクアウトをするのが面倒になってきて、このところ簡単な家ごはんがすっかり定着してしまった。

そんな時、武蔵野市から「くらし地域応援券」というクーポンが届いた。

市民一人あたり500円券が11枚。

地元のお店で1000円支払う場合、このクーポンが1枚使え半額となる計算だ。

オミクロン株の感染拡大で東京都も「まん延防止等重点措置」の対象となり、吉祥寺でも休業するお店が増えてきた。

私はクーポンが使えるようになる今日から、テイクアウトを始めることにした。

どうせなら、一度も行ったことのないお店を開拓しよう。

そう思って、井の頭通りを三鷹方向に自転車を走らせ、街からちょっと離れた喫茶店を選んだ。

お店の名前は「ブルーバード」。

井の頭通り沿いに建つ古いマンションの1階にあり、吉祥寺よりも三鷹駅の方が近い。

店名は目立たないが、「カレーライス TAKEOUT」の赤い文字が目につくので、お店の場所はすぐにわかった。

そうここは、カレーで有名な喫茶店なのだ。

お店の入り口には、私が利用する「武蔵野市くらし地域応援券」のポスターが貼られている。

私はあらかじめお店に電話して、応援券が使えることを確認してから注文しておいた。

ランチタイムの店内はほぼ満席だった。

キッチンに面したカウンター席とダイナー風の革張りのボックスシートが3席。

外の地味な佇まいに比べて、店内の居心地は良さそうだ。

予約した時間よりも早く着いてしまったので、お店の方は慌てて私の注文に取り掛かってくれた。

ちょうど食べ終わった客が出て空いたボックスシートに腰かけて出来上がりを待つ。

カジュアルで肩の凝らない店内。

お店の方もいい感じで気に入った。

「へえ〜、カレーうどんもあるのか」

私はお店のホームページを見て「ドライカレー」を注文していたが、それ以外にもお店で注文できる料理があるようだ。

そうして、お店の中を観察している間に、私が注文した「ドライカレー」(900円)が出来上がった。

1000円以上にならないとクーポンが使えないので、何かデザートのようなものはないかと聞くと、150円で「焼きプリン」を付けられるというので、それもお願いした。

合計1050円。

クーポンを1枚渡し、残りの550円を現金で支払った。

「ドライカレー」は半熟卵かゆで玉子付き。

大盛りでも同じ900円だというので、大盛りを注文して妻と分けて食べることにする。

付け合わせとして、フライドポテトとピクルスも入っている。

半熟の目玉焼きが載ったドライカレーを恐る恐る器に移す。

目玉焼きの下に隠れていたキーマカレーのようなものがこぼれ落ちる。

セットになっているキャベツのサラダ。

ドレッシングは、ニンジンをすりおろした手作り風だ

スプーンを立てると、目玉焼きの黄身がこぼれてカレーに染み込む。

目玉焼きを剥がすと、その下にはひき肉のカレーが敷き詰められている。

穏やかな味、少し甘味がある。

美味しい。

人気の理由がわかった。

食後に「焼きプリン」をいただく。

トロトロで、甘さ控えめ。

キャラメルが焼いてあって、クレームブリュレのようなカリッとした仕上がりだ。

この焼きプリン、単品で注文すると300円で、カレーとセットだと150円になると書いてあった。

「ブルーバード」の「ドライカレー」、駅からちょっと離れてはいるが、噂にたぐわぬ美味しいカレーだった。

食べログ評価3.49、私の評価は3.60。

「ブルーバード」
電話:0422-52-1277(予約不可)
営業時間:11:00-21:00
定休日:土曜
https://www.bluebird70.com/

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【吉祥寺のテイクアウト】

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