3. SHガーデン SH Garden
ホーチミン2日目の夜は、夏休みの三男が合流して3人での夕食となった。
店は、ドンコイ通りを歩いて目についた「SH ガーデン」を選んだ。
階段を上ると、大きな窓をすべて全開したオープンなお店が現れた。
入り口には、きれいなお花が飾られていた。
店内は、想像以上に広々としていた。
オレンジ色の壁に黄色い円柱。明るい色使いだが、悪趣味ではない。
高い天井には、いくつもの扇風機が回っていた。
夜風も気持ちのいい、素敵な空間だ。
ホーチミンに到着したばかりの三男に、昨夜も食べたばかりのサラダを勧めた。
この店も日本語メニューがあり、「ザボン、エビ、イカのサラダ Goi buoi」(26万5000ドン)と書かれていた。
この店では、上にスルメのようなものが載っていて、昨夜のマキシムズとは一味違ったが、やはり美味だった。
「海老と蟹の特製揚げ春巻き Cha gio tom cua」(20万5000ドン)。
昨夜食べた揚げ春巻きが美味しかったので、この店でも注文したが、思っていたよりも大きな日本サイズの春巻きだった。でも、これも美味。
そして、今夜のトライは「夜来香の花と牛肉炒め Bong thien ly xao thit bo」(20万5000ドン)。
夜来香とは日本ではイエライシャンと呼ばれる、インドシナ半島からインド原産の植物。夏に咲く香りの強い花で有名なのだそうだ。
私は全然知らなかったが、「夜来香」は李香蘭のヒット曲であり市川崑監督が同名の映画を制作している。もっと年配の方には馴染みのある花なのかもしれない。
味は特別な印象はなかったが、見た目はなかなかインパクトがある。
もう一つ見た目がインパクトある料理をいただいた。
「かぼちゃスープ Sup bi do chay」(19万5000ドン)なのだが、なぜか大きな花が半端ない存在感を示していた。
味は、まあ想像通りのかぼちゃスープ。量がすごく多かった。
女性たちのアオザイ姿も涼やかな、いいお店だった。
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