<吉祥寺残日録>60男の調理修行🔪 図書館で借りた『パスタ大全』を見ながら「スパゲッティ・カレッティエッリ」を作る #221007

今日も寒い。

昨日は最高気温が15度、今日はさらに寒くなるという。

もしも最高気温が13度台であれば、実に88年ぶりのことだそうだ。

今週に入りぐずついた天気が続いているので、久しぶりに料理でもしてみようかと思い立った。

図書館で借りていた『パスタ大全』という本をパラパラめくってみた。

イタリア全土の120種類のパスタが掲載されている本だが、どれも変わったパスタ料理が多く、私が作りたいシンプルなパスタはあまりなかった。

そんな中で、目に止まったのが「スパゲッティ カレッティエッリ」だった。

パスタの名前はあまりにも多くてとても覚えきれないが、このパスタにはこんな説明が添えられていた。

トスカーナはフィレンツェ名物のパスタで、地元の多くのトラットリアで見られます。具の入らないシンプルなトマトソースパスタで、わかりやすく言うとスパゲッティ・アラビアータです。

引用:パスタ大全より

フィレンツェ名物のパスタで、日本で言うところのスパゲッティ・アラビアータ。

これぞ私が食べたいシンプルなパスタである。

「carrettiera(馬車引き夫)」の名の通り、馬車引きが冬に体を温めるために作られたという由来から、特ににんにくと唐辛子をきかせる点が特徴です。修行時代、仕事終わりで小腹が空いたとき、このパスタをトラットリアで食べたり、店のシェフに作っていただいたりしていました。ささっと作れて美味しく、誰もが大好きなパスタだと思います。パスタはフェデリーニを使っても美味しく作れます。また、シチリアやローマでも同じ名の料理があるそうです。ここでは唐辛子の風味をきかせるために、新潟産の「かんずり」を少し使ってアレンジしました。

引用:パスタ大全より

ニンニクと唐辛子をきかせた冬に食べるパスタ。

今日のような寒い日にピッタリではないか。

ということで、「スパゲッティ・カレッティエッリ」を作ってみることに決めた。

材料は、以下の通り(5人分)。

  • 唐辛子・・・1本
  • ニンニク・・・2片分
  • ミニトマト・・・6個分
  • トマトソース・・・300〜350g
  • かんずり・・・10〜15g
  • オリーブオイル・・・適量
  • 塩・・・適量

妻にこの材料を伝えると、唐辛子とニンニク、トマトソースは家に買い置きがあるという。

パスタとオリーブオイルや塩もあるから、必要なのはミニトマトとかんずりということになる。

「かんずり」とは初めて聞く名前だが、新潟県妙高市の伝統的な調味料で、塩漬けのトウガラシを雪の上にさらしてあくを抜き、柚子や糀などと混ぜて発酵させたものだそうだ。

これぐらいならわざわざ買い物に行かなくても、あり物を工夫して作れると判断した。

まず、パスタを茹でるためのお湯を沸かしつつ、フライパンにオリーブオイルを入れ、刻んだニンニクと唐辛子を投入する。

ニンニクの色が変わるぐらいまで火にかけて、オリーブオイルに風味をつけていく。

ニンニクが色づいてきたら、トマトソースをフライパンに流し込む。

妻が買っていたトマトソースは400gほどあったが中途半端に残しても仕方がないので全部投入し、ミニトマトは割愛する。

トマトソースが焦げ付かないようにヘラで混ぜながら、塩を加えて味を整える。

こうして全体が馴染んだら一旦火を止めた。

このソースの分量だと5人分なので、3分の2ほどを保存容器に移し冷蔵庫に入れる。

こうしてソースの用意をしている間に、スパゲッティ1人前を鍋で茹でる。

茹で時間はごく普通の8分間だ。

茹で上がったスパゲッティを、トングでつまんでトマトソースが入ったフライパンに入れる。

弱火で温めながら麺にソースを絡めていく。

レシピでは、ここで「かんずり」を加えることになっているが、私は家にあったこれを使った。

カルディコーヒーファームで売っている調味料「旨辛醤」。

食べるラー油的な万能調味料である。

あとはお皿に盛り付けて、これで完成。

妻がベランダで育てているバジルの葉を彩りとして加えてくれた。

実に簡単、そして結構美味そうだ。

やっぱりレトルトのパスタソースとは一味違う。

赤と緑、実にイタリアである。

食べてみると酸味が強く、少し味が薄い気がした。

塩と旨辛醤を適当に加えると、味が決まった。

「オ〜!ボ〜ノ!」

これは実に美味い。

スーパーで買っていた安い白ワインを開けて、お手軽イタリアンを満喫する。

このパスタなら、本の紹介通り、いつでも『ささっと作れて美味しい』。

私の簡単レシピにぜひ加えたいパスタが見つかった。

翌日、残しておいたトマトソースを使いリゾットもどきを作った。

ご飯と一緒に、刻んだプロセスチーズを入れ、粉チーズとコショウ、函館産の海鮮出汁を加える。

これもなかなか美味しかった。

<吉祥寺残日録>60男の調理修行🔪 桜満開の春に作る「浅蜊の酒蒸し」 #220331

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