<吉祥寺残日録>来年から海外旅行再開するぞ!まずはサウジアラビアにでも行ってみようかな #220827

この夏、入院していた義父母の退院が来月に決まった。

義父は相変わらず食欲はないようだが、電話の声は確実に元気になっているようだ。

妻の弟が中心になって退院後の入所する介護施設の準備をしているので、私たち夫婦も施設に家具を運び込む手伝いをするため、来月初めにも岡山に帰省することになった。

ブドウの様子も気になっていたし、ちょうど良いタイミングである。

コロナの第7波もようやく峠を越えた様子なので、来月からは徐々にまた生活を普通に戻していこうと思っている。

すなわち、吉祥寺と岡山の二拠点生活を続けながら、吉祥寺にいる間には定期的にゴルフの予定を入れ、様子を見ながら本格的に旅行も再開するのだ。

今年の経験から、農作業の方はブドウと夏野菜、さらに雑草との戦いで忙しい4月から9月を中心にして、秋と冬はあまり頑張らないようにすれば旅行に行く時間は十分作れるだろうと思えてきた。

来年には日本の出入国規制も緩和されていると読んで、来年1月、2月でどこか海外に出かけてみようと思い立った。

久しぶりに旅行サイトで航空券の値段などをあれこれ調べると、やはり円安の影響もあってかなり値上がりしているように感じる。

そんな中で、ここならばと思ったのが中東である。

図書館で「地球の歩き方」の「ドバイとアラビア半島の国々」を借りてきて、まだ行ったことのない国をチェックする。

真っ先に候補に上がったのはサウジアラビアだ。

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世界一の石油大国サウジアラビアはずっと巡礼者以外の外国人旅行者を受け入れておらず、ツーリストにとって世界一旅行のしにくい未知の国であった。

そのサウジアラビアがついに観光客に門戸を開いたのは、コロナ禍が世界を襲う直前、2019年のことだった。

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この大きな方針転換は、サウジアラビアの近代化を進めるムハンマド皇太子の強い意志によって実現したもの。

サウジの王家にはたくさんの王子がいて、激しい権力争いが行われているとも聞くので、将来再び鎖国状態になる可能性もなくはない。

ここは観光ビザがもらえるうちに一度行っておくにしくはないだろう。

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サウジに行くならぜひメッカに行ってみたい。

まずそう思って調べてみると、なんとイスラム教徒でなければカーバ神殿どころか、メッカの街に入ることすらできないことがわかった。

もう一つの聖地メディナも同様だという。

街にも近づけないとはどういうことだろう。

街の入り口に検問があるのだろうか?

逆に気になってしまう。

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その代わり、この栓抜きのようなビルがシンボルの首都リヤドや紅海に面した商業都市ジェッダなどには比較的自由に訪れることができるようだ。

日本国内でネットで申請し1年有効な「eビザ」が簡単に取得できるという。

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サウジアラビアに行くなら、その沖合、ペルシャ湾に浮かぶ小さな島国バーレーンもついでに行ってみよう。

サッカーぐらいでしか知らない国だが、古くから海のシルクロードの中継地として栄え、中東で一番最初に石油が発見された国なのだそうだ。

厳格なイスラム国家に囲まれる中で、バーレーンは比較的外国人に寛容で、ホテル内でお酒も飲めるらしい。

そのため週末になるとリラックスするために、サウジアラビアなどから観光客がバーレーンを訪れるのだという。

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ペルシャ湾の国といえば、湾岸戦争でイラクに占領されたクウェートも私にとって未知の国である。

湾岸戦争が勃発した時、私は全然関係ない警視庁の記者クラブで事件取材を行っていたが、どういうわけかお声がかかりイラク入りを目指して隣国のヨルダンまで行ったことがある。

結局、イラクが直前で取材ビザの発給を止めたのでイラクに入国できないまま終戦を迎えたのだが、当時商社マンとしてクウェートに駐在していた私の友人が人質となり人間の盾とされた思い出の国でもある。

だからせっかく中東に行くのなら、ぜひクウェートにも行ってみたいと考えた。

クウェートも日本で簡単に観光ビザが取れそうだ。

もし可能ならば、イラクのバスラあたりまで行ってみたいのだが、ガイドブックにも旅行サイトにもイラク観光については全く触れられていない。

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そして、もう一か国。

ドバイからバス便でも行けるお隣の国オマーンだ。

ほとんど何の知識もない国だが、人工的なドバイなどとは違い、本来のイスラム国家の姿が残っているのが魅力である。

私はどうもドバイのような国にはさほど魅力を感じない。

このエリアの中では最も安く行けそうなのでドバイをゲートウェイとして使うつもりだが、ドバイに着いたらさっさとオマーンに入り、どっぷりとイスラムに浸ってみたい。

本当はオマーンの飛び地であるムサンダム半島に行ってホルムズ海峡を見てみたいとも思っていたのだが、どうもこの地域は観光化されておらず、公共交通機関が整備されていないらしい。

日本が輸入する原油の大半が通過するシーレーンの要衝なのでメディアの取材対象になることはあるが、観光客にとってはわざわざ行くような場所ではないようだ。

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こうした湾岸諸国と対立するイランもぜひ訪ねてみたい国である。

古代から文明の中心地であったイランには多くの世界遺産があり、その独自の文化も含め見どころが満載だ。

だがアメリカとの緊張関係が続く中、私が利用する旅行サイト「エクスペディア」ではイランへの航空路が一切表示されなかった。

こうしたところからただならぬ両国関係がうかがえるというのも面白いものだ。

ということで、来年はまず湾岸諸国を回り、イランについては季節の良い時期にあらためて訪れることを考えたい。

イランから北上しコーカサスの国々へ抜けるというルートも面白いかもしれない。

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こうして久しぶりに旅行のスケジュールを検討していて思うのは、やっぱり私は旅行が好きなんだということだ。

世界がコロナから完全に解放され、再び自由に旅行できる日が戻ってくることを祈るばかりだ。

願わくは、その頃には円安も収まっていて、日本人にとって外国がもっと安くなっていてくれれば最高だ。

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