春分

「雀始めて巣くう」 春分の初候にはこんな言葉がつけられている。

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雀はあまり見かけないけど、鴨なら元気そうに日光浴をしていた。

広田千悦子さんは「くらしを楽しむ七十二候」にこんな言葉を書いている。

『雀が巣を作り始めます。鳥によって巣の形や素材はもちろん違うけれど、面白いのは巣の作りや雰囲気にその鳥の性格というか、性質があらわれていること。  たとえば、メジロは細かい棕櫚の繊維を使って繊細に仕上げ、さらに蜘蛛の巣を使ってくるくると枝に巣を固定する緻密さ。ウグイスは笹の葉や茅の葉で意外とおおざっぱな作り。では雀は、というとあまり形のきっちりしない、でも優しげな作り。あくまでも私の個人的な感想ですが、いろいろな印象があることは確か。いろいろな鳥が巣作りを始める時期ですから、そういう視点で見比べてみる愉しみも一案。  春探しに出かけたくなるのを抑えるのが大変です。』

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春探しは楽しい。井の頭公園にも「春分」があちらこちらに。

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春分の花はタンポポ。

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その近くには・・・。公園の土手を覆いつくす白い花。

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残念ながら、名前がわからない。

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これはわかった。ウラシマソウ。

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これは?

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これは?

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名札が何本も立てられているが、なかなか一致するものが見つけられない。

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弁財天の周りには緑の芽がいっぱい顔をのぞかせる。

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アオキという常緑の植物だ。葉をあぶって泥状とし、やけどや切り傷に塗ったり、葉を揉んではれものに貼るといった薬用効果があるそうだ。なんとも瑞々しい緑だ。

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桜の蕾も少し膨らんできた。

次の候は「桜始めて咲く」。もうすぐ花見だ。

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