「転」から始まる

岸本葉子さんの「エッセイ脳」からエッセイの書き方の続きを。

「他者が読みたくなるように」書くための要件。①読みやすい文章であること、②興味の持てる題材であること。

エッセイでは、「自分の書きたいこと」の中心を「転」に持ってくる。「結」はエッセイをそれらしくまとめる一言、「転」のエピソードの据わりや納まりを良くするために付け足すもの。

「あ、そう」で終わらないエッセイは、「ある、ある」「へぇーっ」「そうなんだ」を思ってもらえることを目指す文芸。「ある、ある」が「起」「承」、「へぇーっ」が「転」、「そうなんだ」が「結」。

「転」から始まる。

①転、②起、③承、④結の順に決め、結と呼応するように「起」を若干修正する。事前にテーマが決められている場合は、①転、②結、③起、④承の順で決め、「承」で字数を調整する。
エッセイを成り立たせている三種類の文章。①枠組みの文、②描写、③セリフ。

img_2361

カナダのエッセイは、書きたいことを、書きたいように書いたという意味においてはエッセイとは呼べない。この連休を利用して、妻に読んでもらった。彼女は、自分に関係したところでは笑い声をあげたが、それ以外ではあまり反応がない。それでは、一般の人の反応が予想できない。

「転」から始まっているかどうか、再度読み直してみるか。

コメントを残す