<吉祥寺残日録>コロナ接触確認アプリを入れてみた #200622

今日は、朝から雨が降り続いている。

若い時は、あんなに嫌いだった雨が、今は好きだ。

梅雨の季節には、植物たちにとっては天国なのだろう。

その緑を思いっきり伸ばして、気持ち良さそうに深呼吸しているように見える。

内閣府が実施した調査によると、テレワークを経験した人の64%が「仕事より生活を重視するようになった」と回答したという。

一度立ち止まると、それまでの常識が必ずしも当たり前ではないことが見えてくる。

そういう意味では、コロナも決して悪いことばかりではないのかもしれない。

厚生労働省は19日から、新たなコロナ対策としてスマホアプリをリリースした。

新型コロナウイルス接触確認アプリ(COCOA)

「COCOA」とは、「COVID-19 Contact-Confirming Application」の略だそうで、スマートフォンを持っている人どうしが15分間以上、1メートル以内に近づくと相手のデータを互いに記録し、仮に利用者が新型コロナウイルスに感染した場合、記録された相手先に濃厚接触の疑いがあると通知が届くのだという。

私も昨日の夜にダウンロードしてみた。

今日の昼までの3日間でこのアプリをダウンロードした人は270万人。多いか少ないか不明な数字だが、このアプリが社会的に効果を発揮するためには国民の6割がダウンロードする必要があるという。

中国とは違って、日本では極めてハードルが高い。

いっその事、LINEアプリに組み込んで絶対使いたくない人だけOFFにするような事でもしない限り、実効性は上がらないだろう。

このアプリを試すためというわけではないが、今朝一番でクリニックに向かった。

途中、東京都知事選のポスター掲示板の前を通ったので、今回の選挙でちょっとした話題になっている現象を確認することにした。

何と、立候補していないホリエモンのポスターが2枚貼られている。

これは一体どういうことなのか?

実は、2枚のポスターの間に挟まれているNHKから国民を守る会の代表・立花孝志氏がホリエモン新党の立ち上げを画策し、堀江氏自身は出馬しなかったものの、無名の候補者を擁立してその候補者の顔写真の代わりにホリエモンの写真を使ったホリエモン新党のポスターを貼ったのだ。

候補者は顔写真どころか名前さえもない。こんなことが本当に許されるのだろうか?

法の網の目をかいくぐったということなのかもしれないが、こういう輩がうごめく時代は危険な匂いがする。

行きつけのクリニックは、ガラガラだった。

蜜を避けるために、ソファーにはテープでばつ印がつけられている。

看護婦さんに聞くと、最近はかなり患者さんが戻ってきているが、今日は雨なので出足が悪いとのことだった。

今日クリニックを訪れたのは、今月末で健康保険証が変わってしまうので、その前に血圧の検査をし、薬をもらっておくためだった。

先生の問診を受けた後、血液検査と尿検査を受けた。

患者さんはパラパラとやってきたが、蜜というような状況にはならなかった。

家に戻ってアプリを開くと、「陽性者との接触は確認されませんでした」という文字が表示された。

まあ、当然そうだろう。

実際に接触らしい接触はしていないし、アプリを使っている人がまだ50人に1人しかいないのだから、接触が確認される確率は極めて低いのだ。

アプリ以上に私がきょう関心を持ったのは、紫外線だった。

日本経済新聞に掲載された「新型コロナを不活化 人に無害な紫外線「光明」照らす 」という記事が気になった。

記事の冒頭部分を引用すると・・・

新型コロナウイルスとの共存が迫られるウィズコロナ時代において、「光明」となり得る技術の実用化が近づいている。その技術とは、波長が222ナノメートル(ナノは10億分の1、nm)の紫外線によるウイルスや細菌の不活化(感染力や毒性の消失)である。「数分の照射でほぼ不活化」「人体に影響がほとんどない」という夢のような性質を兼ね備えているのだ。光源の開発では、日本のメーカーが圧倒的な優位にいる。

出典:日本経済新聞

夏場にウィルスの活動が弱まるのは、紫外線が影響されると言われてきた。

しかし室内には紫外線は届かず、冷房を使用するためウィルスにとって快適な環境が屋内に残り、熱帯地方でも感染者が増え続ける要因となっている可能性が高い。

この屋内に222ナノメートルの紫外線発生装置を設置することで、安全な空間が作れるかもしれない。

しかも、この紫外線の光源を一手に開発しているのが日本企業の「ウシオ電機」だというのだ。

ひょっとすると、日本にとって起死回生の新技術となるかもしれない。

ただ株価を見るとあまりこの記事に反応していないようなので、まだ普及段階ではないのだろう。

でも、コロナに対抗する方法はいろいろある、ということをこの記事は教えてくれる。日本企業はアメリカや中国企業に比べて世界へのアピールが下手だが、実はすごい技術を持っているのではないか?

日本政府には、もっと広い視野でウィズコロナの時代に人類を守る技術を奨励し、日本のプレゼンスを高めるような建設的な施策をお願いしたいと思わずにはいられない。

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