不眠症に悩まされていた妻が少し元気になった。
行きつけの整体で身体をほぐしてもらったのが良かったのか、それとももう不眠の限界だったのか。
少し眠れるだけで、いつもの妻に戻っていく。
人間の体は不思議なものだ。

もう一つ昨日、嬉しいことがあった。
エンゼルスの大谷翔平が待望のホームランが放ったのだ。
しかも、2本も。
去年メジャーでMVPを獲得した大谷翔平、大きな期待を集めた今季は厳しいスタートとなった。
自身初の開幕投手は9三振を奪いながら1点に泣き負け投手、2回目の登板では満塁ホームランを浴び2敗目を喫した。
打者としても7試合出場してホームランなし、打率も1割台となかなか調子が上がらなかった。

しかし遂に今シーズン31打席目、初回1番指名打者として打席に入った大谷は初球をとらえて見事今シーズン第1号のホームラン。
これで勢いに乗り、5回の第3打席でも完璧なホームランをライトスタンドに叩き込んだ。
31打席目の初ホームランは大谷がエンゼルスに入ってから最も遅い記録となったが、いよいよ「ショータイム」の始まりだ。

次なる期待はピッチャーとしての今シーズン初勝利。
2連敗とはいえ、数少ない失投を打たれたのが敗因で、決して調子が悪いわけではない。
きっと期待に応えてくれるだろう。
大谷自身、MVPを獲得した去年の数字が最低ラインと豪語していて、目指すところはもっともっと高いのだ。
なかなか結果が出なくて心配したが、昨日の2発で不安は吹っ飛び、もう今後の大谷が楽しみしかたない。

メジャーリーグといえば、今年注目を集めているのが広島カープからカブスに移籍した鈴木誠也。
個人的にはあまり期待していなかったのだが、どっこいすごいメジャーデビューを果たした。
開幕から7試合を終えて、打率3割6分8厘、ホームラン3本、打点10。
ホームランと打点でリーグトップを走る大活躍だ。
このままの調子を保ってアメリカでも成功を収められるのか?
ちょっと心配しながらも楽しみに見守っていきたい。

そんな2人の活躍と妻の体調の回復を受けて、私もほぼ3週間ぶりに岡山に飛ぶことにした。
今年度初めての岡山行きではあるが、妻の調子がまだ万全ではないので、今回は私一人での帰省である。
主な目的は、修繕工事をおこなっている伯母の古民家を確認することと、エダマメなどこの時期に植える作物の畑仕事をすること。
妻の様子もまだ心配なので、今回は短期間で東京に戻るつもりでいる。
4月に入ってちょっと冴えない日が続いていたが、帰省も旅行、飛行機に乗るだけで気分が良くなってくる。
大谷にあやかって、私も徐々に行きたいところに行く本来の生活を取り戻していきたいと思う。