年に一度の眼科検診を受けた。左目に白内障があると言われた。
去年は問題がなかったので、この一年で水晶体に濁りが出たということのようだ。
確かに、最近目が悪くなった自覚があった。だから眼科検診を受けたようなところもある。
妻から「片目で見てごらん」と言われ試してみると、左目が見えにくくなっていることがわかった。両目で見ていると、なんとなく目が悪くなったという程度にしか自覚していなかったが、左目の視力が衰えたのだと思っていた。
訪れたのは去年と同じ、根子眼科。
相変わらず混んでいる。予約せずに行ったので、検査終了までには2時間ほどかかった。
「世界中の大富豪はなぜニュージーランドに殺到するのか!?」という本を読みながら気長に待つ。
30分ほどして看護婦さんに呼ばれ、視力検査など基本的な検査を受ける。左目はレンズで補正してもやはりまったくピントが合わない。これまでの乱視とはちょっと違う。
待合室に戻り再び本を読んでいると、私の元に看護婦さんがやってきて、瞳を開く目薬をさしてくれる。このまま、瞳が開くまで30分待つ。
そしてようやく根子先生の診察を受ける。
根子先生は強い光を当てながら私の目の中を細かく観察し、写真を見せながら左目のレンズに濁りがあると言った。
白内障だが、まだ手術は必要ないだろうというのが先生の見立てだった。
これが見えにくさの原因だったのだ。眼科検診を受けたのは、まあ正解だったということだろう。
とりあえず紫外線に注意することぐらいしか気にすることもないようなので、この目と気長に付き合っていくしかない。そういう年齢になったということだ。
支払いは500円。武蔵野市の検診なので、補助が出ているのだろう。
パソコンや読書を控えるように言われると困ったが、そういう注意はなかった。それができなくなると、このブログも続けられなくなってしまう。せいぜい遠くを眺めて、目を休ませることを心がけよう。
根子眼科にはこれからもお世話になりそうだ。