<吉祥寺残日録>眞子さま年内結婚へ!永田町では権力闘争の9月始まる #210901

コロナとオリンピックと介護に明け暮れた8月が終わり、急に秋風が吹き始めた。

今朝は空気がひんやりと感じられ、タオルケットだけでは肌寒い寝起きだった。

今日9月1日は関東大震災から98年目にあたる「防災の日」だが、国民の今の関心は地震よりもコロナである。

今日から多くの学校で新学期が始まる。

デルタ株の出現により子供たちにも感染が広がる中、学校の再開が感染を一層拡大させるとの懸念が指摘され、ピリピリとした緊張感とともに9月が始まった。

私はといえば、このところやや体調不良の妻に代わって、銀行を回って通帳の記帳をしてきた。

去年の11月から始めた我が家の習慣。

月末ごとに預金などの残高を夫婦で確認することで、老後のお金についてイメージを掴むことが目的である。

夫婦ともそれほど金遣いが荒くはないので老後破産はしないと思っているが、隠し事なくお金の使い道を相談することでルーズな私の抑止力になることは間違いない。

さて、9月に入り、にわかに慌しくなっているのが永田町である。

菅総理は自分の後ろ盾だった二階幹事長を交代させることを決断、一気に勝負に出た。

来週にも党役員人事と内閣改造を行い、コロナ患者急増とともに落ち込んでいる支持率回復を目指す意向のようだ。

ここにきて支持率が急落している菅さんが総選挙前に人事を行い、有権者に対してサプライズを仕掛けるのではないかと私は予想していた。

選挙の顔となる小泉進次郎さんや河野太郎さんをどのようなポストに起用するのか、世の中の関心を集めるような顔ぶれを取り込めるのか、それを受けて安部さんや麻生さんがどう動くのか、党内基盤の弱い菅さんだが「仕事師」としての本領が問われる局面である。

それにしても、昨夜突然飛び出した解散報道には驚いた。

菅さんが9月中旬の解散に打って出て総裁選を先送りするという唐突な報道である。

あの情報は一体どこから出たのだろう。

もしこの報道が事実ならば、菅さんは権力にしがみつくだけのダメダメな政治家ということを自ら公言するに等しい。

昨夜の永田町は大騒ぎだったらしい。

そんな心配をしていると、菅さんは今朝カメラの前で報道をキッパリと否定、「コロナ対応が最優先」といつものフレーズを繰り返した。

そうだろう、そうだろう。

姑息な手段を使って権力にしがみつく菅義偉など見たくない。

しかし間違いなく解散の情報を流した政治家がいたわけで、永田町は様々な思惑が絡んでデマ情報が飛び交う権力闘争の季節に入ったようだ。

デマに惑わされないよう、慎重に報道を見ていく必要がある。

これまでこのブログでも度々書いてきたいように、私は一貫して菅内閣には期待している。

その理由は、「できないことは言わない、言ったことは実行する」という菅さんの政治スタイルに基づく。

菅内閣のコロナ対応については散々批判されているが、果たして他の内閣だったらもっとうまくやれただろうか?

菅さんはコロナに関しても言ったことは着実に実行していて、逃げることなく自ら矢面に立って泥をかぶっている。

ワクチンについても、総理自ら交渉して手に入れているし、1日100万回接種の公約も果たした。

欧米に比べてワクチン入手が遅いのは自国で生産できない国の宿命であり、本来ならば厚労省や外務省が担うべき仕事なのだ。

コロナ対応だけでも大変なのに、この一年、菅内閣は他にもいくつもの重要な決断を下した。

家計を助ける意味での携帯電話料金の引き下げを強引に実現し、国際公約であるオリパラを世論の強い批判を受けながらも実現した。

福島原発については、国内外の批判を覚悟で汚染水の海洋放出を決断し、帰宅困難地域への帰還を20年代末までに実現するという大方針も決めた。

憲法改正や外交という派手なアピールが好きだった安部前総理が放置してきた難しい課題を、菅さんが一つ一つ前に進めている印象が強い。

耳障りのいい政策ばかりに手をつけて、面倒なこと、批判を受けそうなことは全て後回しという歴代政権に比べると、菅内閣の1年は地味だがものすごく堅実で実行力があったと私は評価している。

だから、もうしばらく菅さんの仕事を見てみたい。

今ようやく日本の「構造改革」が始まろうとしているのだ。

夫婦別姓や女性皇室といったデリケート問題にも、菅さんは実務的に手をつけようとしているが、党内保守派の抵抗が強く、時期を待っている印象を私は受けている。

今朝、秋篠宮家の眞子さまが婚約者の小室圭さんと年内に結婚というニュースを読売新聞が報じた。

眞子さまの結婚を巡っては、小室さんの母のスキャンダルが原因で週刊誌やワイドショーでひどいバッシングを受け、結婚が4年間も延期となっていた。

皇族が反対するならいざ知らず、どうしてメディアや世論がここまで強く妨害するのか私には全く理解できないが、二人は絶望的な状況の中でも意志を変えずめでたくゴールインできるのであれば、私はよかったなと素直に思う。

「納采の儀」など結婚にまつわる一連の皇室行事は一切行わず、入籍後眞子さまはアメリカに渡りニューヨークの法律事務所で働くことになる小室さんとの新生活を始められるそうだ。

皇族とはいえ、二人の問題は二人で解決すればいいことであり、政治や国民がとやかく口を挟む時代ではない。

むしろ政治が考えるべきは待ったなしの皇位継承問題、イデオロギーが邪魔をする難しい問題だが、時間をかけて実務的に検討し、早期に国民的な合意を取りまとめてもらいたい重要な課題である。

そして、菅さんが下した最も重要な決断は、「グリーン&デジタル」。

既得権益に阻まれて国際的に立ち遅れている環境とデジタルの分野で、菅さんがこれまでの政府方針を大きく転換したことは評価に値する。

総理大臣の決断によって、日本でもようやく官民あげて流れが変わりつつある。

そして今日9月1日、菅さん肝煎の「デジタル庁」が発足した。

職員600人体制のうち200人ほどは民間からの登用で、その働き方も霞が関の常識への挑戦とも言える。

週3日以内の非常勤が多く、兼業やテレワークなど柔軟な働き方を認めた。官民の人材が行き来しやすい「回転ドア」の定着をめざす。

引用:日本経済新聞

「スマートフォン一つで手続きがオンラインでできる社会を目指す」

就任時に「ハンコ」の廃止からスタートした菅政権がようやく最もやりたかった改革にチャレンジするのだ。

どう考えても、もう少し時間が必要であり、省庁の垣根をぶっ壊すこの難しい改革を進められるのは菅さんしかいないと私は考えている。

初代デジタル大臣となる平井卓也氏はいささか胡散臭いが、各省庁が握っている権限をデジタル庁に集める難作業は総理大臣の信念と強力なリーダーシップがなければ絶対に実現できないことだけは確かだ。

ということで、天邪鬼である私は世論の大勢とは異なり、今しばらく菅政権が続くことを期待している。

ついでながら、二階幹事長にまつわる記事がちょっと気になったので、私のブログにも記録しておきたい。

調査報道とファクトチェックを売りにするニュースサイト「InFact」が告発した『自民党本部から二階幹事長に流れた37億円超の闇』という記事である。

その主要部分を引用させていただく。

「50000000 二階俊博」、「300000000 二階俊博」、「50000000 二階俊博」、「380000000 二階俊博」・・・。

2019年の自民党本部の政治資金収支報告書(以下、収支報告書)。2020年11月に公開された最も新しい記録だ。その1299ページにのぼる文書の431ページに並ぶのは、巨額資金が二階幹事長に支払われたことを示す記載だ。

多い時で5000万円。少ない時で300万円。その年の7月には1日に5000万円、9日に3500万円、11日に3000万円が振り込まれている。一か月で1億円以上の資金が二階幹事長に流れたということだ。この時期は重要な政治日程と重なる。安倍政権の下、参院選が7月4日に公示され、激しい選挙戦が各地で繰り広げられた。21日に投開票を迎え、自民党は前回より9議席伸ばし57議席を獲得した。広島選挙区で自民党が擁立して当選した河井杏里元議員をめぐる買収事件が明らかになっている。

この年に二階幹事長に支払われた回数は全部で30回。金額は総額で10億3710万円にのぼる。支出先が二階幹事長個人であることは、その支出を受けた者の住所と総務省に提出された領収書からわかる。

これはどういう名目の支出なのか?そこには、「政策活動費」と書かれている。政策活動費とは何か?総務省選挙部政治資金課は、「特段の規定は設けられていない。政治団体として支出しているということであれば、収支報告書で記載していただく収支ということで、それをどのような分類するかは各団体の判断」と説明した。つまり自民党本部が「政策活動費」としているものが「政策活動費」という、なんとも意味不明な説明だ。

引用:InFact『自民党本部から二階幹事長に流れた37億円超の闇』

自民党から二階幹事長に流れた資金は過去4年間で37億520万円にものぼるという。

歴代幹事長はどうだったのか、この金額は二階さんだけの異常なものなのかという肝心な部分が記事には書かれていないが、やっぱり金銭を握る幹事長というポストはすごい権力なのだということを改めて感じさせた。

この記事が出た後も永田町ではさほど騒ぎになっていないので、政界関係者の間では特段驚くような話ではないのかもしれないが、政党交付金という税金の使い道としてはやはり気になる記事ではある。

二階さんが幹事長を辞めると、これまでフタをされていたすごいスキャンダルも明るみに出るかもしれない。

政界を揺るがす大スクープは、大体にして激しい権力闘争の渦中で出てくるものだ。

一体何が飛び出してくるのか?

しばらく、政治のニュースが面白くなるだろう。

眞子さまの恋

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