<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 岸田内閣改造を横目に私はニンニクの薄皮をむいて畑に植え付ける #230913

岸田総理は、支持率の回復と衆議院の解散を睨み、内閣改造と党役員人事を行った。

第1から第3派閥の中核を担う麻生副総理、茂木幹事長、萩生田政調会長はいずれも留任。

菅前総理グループとのパイプ役である森山前選対本部長を総務会長に据え、新しい選対本部長に小渕優子氏を持ってきた。

「政治とカネ」の問題で大臣を辞任した過去を持つ小渕氏もいよいよ女性初の総理大臣候補として頭角を表しそうな人事である。

夕方行われた組閣では、外務大臣に上川陽子氏、少子化対策相に加藤紘一氏の三女・加藤鮎子氏など5人の女性を登用したことが目玉だそうだ。

松野官房長官、鈴木財務大臣、西村経産大臣、河野デジタル大臣、高市経済安保大臣、斉藤国交大臣といった有力閣僚は留任、その中で同じ派閥のナンバー2である林外務大臣を交代させたのはちょっと目をひいた。

林さんはバランスの取れた外務大臣だと見ていたのでちょっと残念だが、林さんにはまだ派閥は渡さないという長期政権を目指す岸田さんの意欲を感じる。

新内閣の政策の柱は、①経済、②社会、③外交・安全保障ということで、まずは年末に向けて大型の経済対策をぶち上げて政権の浮揚を図る構えだ。

とはいえ、取り立ててサプライズというほどの目玉人事はなく、世間に対してもあまり大きなインパクトはない組閣というのが私の感想だ。

そんな組閣のニュースを、私は台所でニンニクの薄皮をむきながら眺めていた。

このニンニク、料理に使うためではなく畑に植えるためにホームセンターで買ってきた中国産である。

今朝起きてすぐに畑に持っていき、畑で皮をむきながら植えていたのだが、皮むきにえらく時間がかかり腰が痛くなったので、途中で作業を中断して家で皮むき作業をすることにしたのだ。

去年植えたニンニクは、それなりに収穫でき、それなりに美味しかった。

ただ夏場の保存に失敗し、一部は腐らせてしまったので、今度は少し多めに植えてしっかり保存方法を考えて通年で調理に使うことを目標にしている。

そこでホームセンターで売られていた多種類のニンニクの中から、中国産の「特用ニンニク」1キロ袋を選んで買い求めた。

20球以上入っていて値段は1000円以下である。

薄皮をむいたニンニクを畑の畝に植えていく。

本当はちゃんと土づくりをした方がいいのだろうが、面倒なのでこの夏トウモロコシを収穫した跡地をそのまま使ってニンニクを植えた。

表面の土を少しほぐして1つの穴にニンニクを2片ずつ置き、その上から園芸用土をかぶせておしまい。

実に手抜きである。

こうして2つの畝をニンニクで埋め尽くしたが、それでもまだニンニクが10球ほどまだ残っている。

このニンニクはもちろん調理にも使えるので、今日のランチは植えるには適さない小さなニンニクを使ってパスタを食べた。

今年は裏庭にイチゴの苗を植えるつもりなので、残ったニンニクはイチゴと同じ畝に植えよう。

イチゴとニンニクは相性がいい。

来年には今年よりも美味しいイチゴを育てることが一つの目標である。

<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 雨上がりの畑をひと回りしてニンニクを初めて収穫する #230607

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