<吉祥寺残日録>祝!!笹生優花19歳で全米オープン制覇!山県亮太9秒95の日本新記録! #210608

東京オリンピックまで50日を切り、スポーツ界では日本人選手の快挙が相次いでいる。

まずは女子ゴルフ。

日本人の父とフィリピン人の母を持つ19歳の笹生優花が、海外メジャーの全米女子オープンで優勝を飾ったのだ。

樋口久子、渋野日向子に次ぐ日本人選手3人目の快挙だ。

しかも・・・

日本人選手の先輩・畑岡奈紗とのプレーオフを制しての優勝だった。

海外のメジャー大会で日本人同士のプレーオフが実現するなんて、一昔前の韓国勢のようだ。

日本とフィリピンの二重国籍を持つ笹生優花は、東京オリンピックではフィリピン代表として出場、大会後に日本国籍を選択したうえで、本格的に海外ツアーに挑戦するという。

畑岡奈紗も東京オリンピックの日本代表が確実視されていて、オリンピックでの活躍も楽しみになってくる。

アメリカでは、早くも「女ウッズ」という呼び名もされている笹生優花だが、日本ツアートップの飛距離と多言語を操る国際性は、これまでの日本人選手の枠を大きく超える大坂なおみ的な存在になることも期待される。

彼女はきっと、もっともっと強くなるだろう。

陸上では、ここ数年ケガに苦しんでいた山県亮太が男子100メートルで9秒95の日本新記録を打ち立てた。

抜群のスタートダッシュで、若い時から日本人初の9秒台を期待された山県ももう28歳。

しかし、10秒00を何度も出しながら、次々に後輩たちに先を越された。

しかし、オリンピックに照準を合わせたかのように、ここにきて一気に代表レースの有力候補に戻ってきた。

山県の良さは何と言ってもその安定性。

スタートからゴールまで体がぶれず、今回のレースでも先行する多田を冷静に抜き去った。

ライバルの小池やケンブリッジを破り、桐生は予選でふるわず棄権、アメリカにいるサニブラウンもまだ本調子ではなさそうだ。

東京オリンピックの代表3人は、今月25日に予定される日本選手権で決まる。

山県、サニブラウン、桐生、小池という9秒台を持つ4人に、多田やケンブリッジが絡む男子100メートルはオリンピック以上に注目のレースとなりそうだ。

さらには、男子400メートルリレーにもますます期待が高まる。

さらに、東京オリンピックから正式種目に加わるスケートボード。

ローマで開かれた世界選手権で、なんと男女とも日本人選手が優勝したという。

男子では22歳の堀米雄斗が優勝、19歳の白井空良が3位に入った。

一方女子の方では19歳の西村碧莉が優勝し、2位に入った西矢椛はまだ13歳だという。

世界選手権で6つある表彰台のうち実に4つを日本人選手が独占したわけで、まだまだ知名度は低いが日本のスケートボードチームの実力は半端ないようだ。

体操では、2大会連続で個人総合金メダルに輝くレジェンド内村航平が、見事4回目となるオリンピックの切符を手にした。

ただし、それは薄氷を踏むような代表権獲得だった。

リオ五輪後ケガに苦しんだ内村は、団体や個人総合を諦め鉄棒の種目別一本に絞って五輪代表を目指す。

それでも若手の台頭は著しく、全日本種目別選手権での優勝は19歳の若きエース橋本大輝にさらわれた。

そして団体メンバーの顔ぶれも一新、リオ五輪の金メダルメンバーは一人も入れなかった。

東京五輪の団体総合メンバーは、橋本大輔、萱和磨、谷川航、北園丈琉の4人。

内村や白井がいない日本代表がどのくらい世界と戦えるのか、これはこれで楽しみだ。

こうして着々と代表が決定していく中で、国会でも、テレビでも、ネット上でも、今もオリンピック開催の是非が論じられている。

いつまで意味のない話をやっているんだろう?

ワクチン接種が加速するにしたがって、世論調査でも五輪開催派が徐々に増えているようだが、コロナのことを考えればツッコミどころは満載なので、いつまで経っても批判は収まらない。

でも私の予想では、今週末に開かれるG7サミットで、菅総理は各国首脳から東京オリンピック開催への支持を取り付けるだろう。

果たしてそれで、世論の流れも変わるだろうか?

昨日、吉祥寺でもオリンピック反対を呼びかけるデモ行進が行われていたが、みんなオリンピックは日本の国内イベントみたいに考えているように感じられ、私にはどうしても違和感が拭えない。

ダラダラと用事もなく街をぶらつく人たちが、コロナが怖いからオリンピックをやめろと主張しても説得力がないのだ。

そんな中、JOC日本オリンピック委員会の経理部長が地下鉄に飛び込んで自殺した。

動機はまだわかっていないが、気になるニュースだ。

ウィルスにぶつけられない不満をみんながオリンピックにぶつけることで、準備する現場は振り回され、通常よりもはるかに大きな負荷がかかっていることは間違いない。

そろそろ静かにオリンピックを受け入れて、世界中のアスリートたちに頑張ってもらって、問題点の検証は大会後に大いにやろうではないか。

総選挙もある。

政府が間違っていると思えば、選挙でNOを突きつければいいのだ。

この夏、日本中のみんなが家に籠もってテレビでオリンピックを応援すれば、きっと感染者の数も減るだろう。

私はそう信じ、来日する世界中の若者たちを応援し、オリンピックがコロナの鬱憤を吹き飛ばしてくれるのを楽しみに待っている。

体操団体

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