<吉祥寺残日録>「ステップ3」初日、図書館で吉祥寺本を借りる #200613

梅雨入りした東京。

昨日は朝早く目が覚めたので、ベランダに出てラジオを聴く。

空には魅惑的な雲が広がっていた。

東京都の休業要請もいよいよ最終段階。コロナに対する警戒心も日に日に薄れていくのを感じる。

昨日から「ステップ3」に移行し、カラオケバーやネットカフェの営業も認められ、飲食店の営業も深夜まで行えるようになった。

吉祥寺の街もすっかり日常が戻ってきている。

サンロード沿いにある複合遊戯施設「ラウンドワン」。

5月末の「ステップ1」でまずボーリング場を再開、そして「ステップ3」に移行するのを待ってゲームセンターやカラオケなど全ての施設の営業を再開した。

パチンコ店も「ステップ3」からは堂々と営業できる。

再び休業要請が出ないよう検温などの感染予防対策にも力を入れている。

最後まで休業要請が残るライブハウスやナイトクラブなども、19日には営業再開が認められる見通しだ。

老舗「サムタイム」ではカフェとしての営業を始めているが、吉祥寺の街に音楽が戻ってくる日も近い。

曹洞宗の寺院「月窓寺」でも、緊急事態宣言が出された時にはすべての習い事を休止していたが、久しぶりに前を通ると日常が戻ってきていた。

でも、私にとって一番ありがたかったのは、図書館が再開したこと。

こちらは「ステップ3」とは関係ないが、今週8日の月曜日からネットで本の予約して借りることができるようになった。

私が利用する吉祥寺図書館に予約した本を受け取りに行くと、6人ほどの人が列を作っていた。

自転車を止めて、私も列に並ぶ。

ソーシャルディスタンスを保つため、図書館へのスロープに赤いテープが貼ってあった。

案内の女性スタッフは手袋、マスクにフェイスシールド姿だ。

しかし、図書館の中にはまだ入ることはできなかった。

入口に長机を置いて臨時の貸出カウンターを作ってある。

本を借りる人はそこで図書カードを渡し、図書館の中にいるスタッフが館内を駆け回ってカードで予約した本を確認しながら探してきてくれる仕組みだ。

スタッフの皆さんにはご苦労をおかけするが、私たちはカードを渡した後は少し離れて待つしかない。

今回私は、吉祥寺関連の本を集中的に借りた。

6月末で会社を辞め、7月からは完全にフリーとなるので、コロナへの警戒が続く間はじっくりこの街と付き合うことを決めたのだ。

住んでいても吉祥寺のことはほとんど知らない。

せっかくだから、いろんな観点から東京有数の「住みたい街」を調べてみたいと思っている。

その成果はおいおい、このブログに書き残していきたいと思う。

昼になっても天気の大きな崩れはない。

青い空に白い雲。

こういう空を見ると、思わず写真を撮りたくなる。

午後は、ブックオフに一度も読まずに家に転がっていた「フランス文学全集」を売りに行ったり、退職後に使うかもしれない名刺を作ったりした。

自分で印刷する名刺用のシートを買って、いざ印刷しようとすると我が家のプリンターではうまく印刷ができないことがわかった。

何かをやろうとすれば、いろいろな問題にぶち当たる。でも、あふれるほどの時間があると考えれば、イライラすることもない。

自分で調べながら知らない作業するのは、楽しいのだ。

そんなことをしていると、夕方になって変な雲が出てきた。

公園を歩く人たちも傘をさしているようだ。

「東京アラート」を解除された翌日、小池都知事は来月行われる東京都知事選挙に出馬すると正式に発表した。

10兆円の予備費を含む第二次補正予算が成立し、安倍総理は「世界最大の対策だ」と胸を張った。

このまま紫外線と湿度がコロナを押さえ込んでくれれば、小池さんも安倍さんも一時のピンチを脱して、知らないうちに政治の世界にも「日常」が戻ってくるのかもしれない。

コロナで世界中がフリーズした日々のヒリヒリするような感覚は、だんだん遠い日の記憶になりつつある。

人間というものは、本当に逞しい生き物である。

そして今朝、井の頭公園にまとまった雨が降っていた。

東京都の感染者は、昨日25人。

梅雨の雨が、コロナを洗い流してくれればいいのだが・・・。

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