最終赤字1兆円

東京スカイツリーに行った。

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地上350メートルの展望台の窓に映像を映し出す「スカイツリーラウンドシアター」で始まったTBSテレビ「世界遺産」の20周年スペシャルを見るためだ。

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スカイツリーのエレベーターは本当に静かで早い。東芝のエレベーターだ。

その東芝の解体はついに最終段階に入った。きょうアメリカでの原子力事業からの撤退が発表された。それに伴って、今期の損失は史上空前の額にのぼることが明らかになった。

今期の最終赤字は1兆円超。途方もない金額だ。

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日経新聞の記事を引用する。

『 経営再建中の東芝は29日、傘下の米原子力大手ウエスチングハウス(WH)など2社が米連邦破産法11条(日本の民事再生法に相当)の適用をニューヨーク州の連邦破産裁判所に申請したと発表した。

2社の負債総額は計98億ドル(約1兆900億円)。これに伴い、東芝の2017年3月期の連結最終損益が最大で1兆100億円の赤字(従来予想は3900億円の赤字)となる可能性も発表した。赤字額は09年3月期に日立製作所が記録した7873億円を上回り、国内製造業としては過去最大となる見通しだ。

これによって東芝の債務超過額は17年3月末で6200億円となる可能性も明らかにした。これまでの債務超過額見通しは1500億円としていた。

17年3月期からWHグループは東芝の連結対象から外れ、米国中心の海外原子力事業から撤退する道が開けた。』

果たしてこの先に何が待ち構えているのか?

投資家の見方も分かれている。きょうの東芝株は売り買いが交錯して終値は1%高の219.4円だった。

日本の東芝で働いていた人たちにはまったく瑕疵はない。過去の経営陣が行なったギャンブルのツケを多くの東芝社員が背負うことになる。東日本大震災という予測不能な災害が絡んでいるとはいえ、すでに退いた経営者たちの経営責任はもっと厳しく問われるべきである。

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