台風15号 2019

最強クラスの台風が首都圏を直撃した。

台風15号。

上陸した時の中心気圧は960ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は40メートルで、関東に上陸した台風としては、統計開始以来、最強クラスだという。

東京に最接近したのは深夜の3時ごろということで、その猛威を直接目にしていないが、屋外に激しい暴風が吹きわたっていることは、その音ではっきりとわかった。

東からの風を警戒して、妻は北西向きの部屋に寝たのだが、台風の進路が少し東にずれたため、どちらかと言えば西風の方が強かったようだった。

そのため妻はあまり寝られなかったと話していたが、私は逆に最近では一番深い眠りについた。なぜだろう? 気圧の関係だろうか?

朝起きると、kも雨もすっかり止んでいた。

でも空は、まだ厚い雲に覆われている。

テレビをつけると、首都圏の電車はほとんど止まっている。JRがいち早く、計画運休を発表したのに続き、私鉄も早朝の運休を発表していたが、運転の再開はさらに遅れそうだという。

私は特段の予定もないので会社サボろうかなと思っていたら、スマホに会社からの一斉メールが届いていた。

「無理して出社に及ばず」との指示だ。

近頃の日本企業は、こういうところがずいぶん優しくなったものである。

朝食を済ませて妻と一緒に、井の頭公園を一回りしてみた。

街中はさしたる被害はないようだが、公園の降り口には、ちぎれたような葉っぱや小枝が散乱している。

公園の通路は、一面落ちた葉っぱで覆い尽くされていた。

少し太い枝も折れて落ちている。

きっと通路に落ちていた枝を、誰かが邪魔にならない場所に移したのだろう。

驚いたのは、七井橋のたもとにあった大きな木が折れていたことだ。

この木は、杉だか檜だか知りませんが、井の頭公園のシンボルツリー的存在でした。

去年の台風24号で半分に折れ、今回の台風でもまた枝が折れたようです。

早速作業員の方が、チェーンソーで落ちた枝を撤去する作業をされていました。

さらに東へ歩いていくと、足早にこちらに向かってくる人々とすれ違います。

もう朝9時を過ぎていて、会社に行かなければいけない人たちも当然たくさんいますよね。

こうしてのんびり散歩していられるのも、去年までは考えられなかったこと。シニアの特権というものでしょう。

しかし、落ち葉が通路を緑色に染めた風景を見ていると、なんだか苔むした古道を歩いている錯覚を覚える。

掃除する人は大変だろうが、こんな風景も滅多に見られないので、昔にタイムスリップしたような新鮮な朝散歩になった。

公園を東の端まで歩いて、井の頭線の井の頭公園駅へ。

駅舎の前に入場を待っている人たちがいる。

どうやら井の頭線は9時を過ぎてもまだ止まったままのようだ。

だから、井の頭線を諦めて、JR吉祥寺駅まで歩く人たちがたくさんいたのだ。

帰り道は、井の頭池の南側を通ってみました。

こちらの方が被害が大きいようです。

かなり大きめの枝が落ちています。

さらに進むと、根元から折れた木が通路を塞いでいた。

通行人の安全のため、すでにパイロンが置かれていて、通りがかった人は倒れた木を避けて迂回しながら、写真を撮ったりしている。

それにしても、ものすごい威力だ。

それでも、去年の台風よりは倒木の数は少ない。

もうすでに、この木の処理を始めた形跡がある。

他の場所を優先するよう指示があって、ここは後回しになったのだろう。

こちらの木も、通路を塞いでいる。

台風15号による最大瞬間風速は、千葉で57.5メートル、羽田空港で43.2メートル、横浜で41.8メートル、東京都心で31.4メートルが観測された。

武蔵野市はどのくらいの風が吹いたのか、調べてみると「武蔵野市庁舎 気象観測情報」というサイトを見つけた。

それによると、10分間ごとの平均で最も強い風が観測されたのは、午前3時10分で風速は17.9メートルだった。

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