今年の夏 2019

夏休みの旅行から帰って、もう2週間余りがたったにも関わらず、一向に時差ボケが治らない。

夕方眠たくなり、夜中には目が冴え、また明け方に強烈な睡魔に襲われる。今年になって、会社の仕事がかなり暇になったのが時差ボケの治らないことと関係があるのだと思っている。

要するに、気が緩んでいるのだ。

さて、旅行中を含め、今年の夏に起きた出来事で、ブログに書いていないことをまとめて書き残しておこうと思う。そうしないと、すぐに忘れてしまいそうだから・・・。

渋野日向子、全英オープン優勝

今年の夏の出来事で、一番悔いが残っているのが、これだ。

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渋野日向子、20歳。愛称は「シブコ」。

彼女が女子ゴルフのメジャー大会「全英女子オープン」を制したのは、8月4日のことだった。

私はヘルシンキにいた。スマホの情報で3日目を終わって彼女が首位に立っていることは知っていた。でも、彼女の名前は聞いたことがなく、最終日プレッシャーで自滅するだろうなと思いながらも、気になってフィンランドのテレビでやっていないかと全チャンネルをチェックしたりした。

フィンランドではゴルフは人気がないらしく、見ることはできなかった。仕方なく、スマホの速報でチェックする。後半になっても優勝争いをしている。

これは、ひょっとするとひょっとするかも・・・。なかなか更新されない、スマホのデータがもどかしい。

彼女は首位タイのまま、最終ホールに入る。プレイオフか?

そう思っていると、ヤフーニュースのトップに、渋野日向子優勝の速報が流れた。

「お〜!」

異国で思わず声が出た。すごい選手が出てきたものだ。早く映像が見たい、そう思った。

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でも、こういう時は異国というのはもどかしい。スポーツニュースを見ても、1カットも流れない。一方で、日本のメディアは盛り上がっていた。渋野は一躍、シンデレラとなった。私は完全に熱狂の渦から取り残された。

帰国後、最終ホールのパットの映像を見ても、もはやあの瞬間の感動は味わえない。それがスポーツというものだ。

あの時、ライブで18番を見たかった。それが残念でたまらない。

進次郎&クリステル結婚

小泉進次郎と滝川クリステルが結婚!

この一報を知ったのは8月7日、アイルランドにいる時だった。やはりスマホのニュースで知ったのだが、これもなかなかのサプライズだった。しかも、できちゃった婚だという。

今時は「授かり婚」というらしい。

私たち夫婦も「授かり婚」だが、個人的には「できちゃった婚」の方がニュアンスが近いと思うが・・・。

ただ、渋野の場合とは違って、決定的なシーンがあるわけではない。

「へぇ〜」という程度だ。

それにしても、この組み合わせ、全く予想もしていなかっただけに新鮮だった。

滝川クリステル。

なんとも勝負強い人だ。

大船渡・佐々木の登板回避

今年の高校野球でひときわ物議を醸したのが、岩手・大船渡高校の佐々木朗希投手。

ダイナミックなフォームから最速163kmを投げる今大会最注目の右腕だったが、7月25日に行われた岩手県大会、花巻東との決勝戦で、大船渡高校の監督は佐々木を登板させず、負けた。

連投による疲労を考慮しての判断だという。

試合直後から、この佐々木の起用法について激しい論争が巻き起こった。まあ、当然だろう。

最近の高校野球では、選手の疲労を考慮して、エースに連投させない傾向が強くなった。「延長18回で決着がつかず再試合」それを一人で投げきったというかつての伝説はもう生まれない時代になったのだろう。

私個人としては、やはりこの決断は支持できない。

決勝で投げさせるために、監督はそれまでの試合での負担を軽くする工夫をすべきだったのだと思う。事実、準々決勝では、佐々木を温存して勝っている。

一生に一度の甲子園。それがかかった試合だ。

佐々木は投げたかったんだと思う。

もちろん、表に出ていない情報があって、佐々木は投げられる状態ではなかったのかもしれない。だから、監督を非難することはできないが、やはり人生には犠牲を払っても踏ん張る場面がある。

花巻東との決勝は、そんな試合だったのではないかと私は思う。

でも見方を変えれば、この論争で、甲子園で優勝した以上の注目を集め、佐々木の価値が高まったことも事実だろう。

佐々木には、プロに行っても頑張ってもらいたいと思う。

香港危機

そして今、一番気になっているのが、香港の行方だ。

私が訪れた6月ごろは、まだ時折大規模デモが行われる程度でそこまで心配はいらなかったのだが、夏に入り若者たちが過激化し、当局がいつ強硬策に出るか予断を許さない状況になった。

歴史を振り返ると、多くの運動は平和的に始まり、一部が過激化し、そして当局の弾圧を受けて悲劇に終わった。

若者たちはエネルギーがあり純粋な分だけ、過激化しやすい。歳をとった者は、過去の悲劇の記憶が蘇り、たじろいでしまう。

北京当局は、深圳のスタジアムに軍を待機させいつでも鎮圧に乗り出せる態勢を整えている。中国政府としては、本音で言えば、香港が衰退してもいいと思っているのだろう。

むしろ香港の騒乱が世界的な耳目を集め、国際的な中国批判に利用されることを懸念している。だから、まだ強硬策には出ないだけで、これがさらにエスカレートした先には、必ず悲劇が待ち構えている。

あの首都で起こった天安門事件でさえ、数十年の時とともに忘れ去られていくのだ。

香港に変わって深圳がこの地域の中心都市となる時代は確実に近づいている。中国政府は、香港に配慮して、深圳空港に発着する航空機を制限しわざわざ香港空港の利用を増やす政策をとっているが、おそらくこれを改めると思われる。

深圳空港を大幅に拡充し、香港空港よりも利便性を高めることによって、深圳に向かう乗客はもちろん香港に行く乗客までも深圳を利用するよう仕向けていくことだろう。そうやって香港を経済的に締め上げていけば、いずれ香港は衰退する。

中国の強みは、超長期的な戦略が得意なことだ。

香港の若者たちが、どのようにこの局面を乗り越えていくのか、応援しながら見守っていきたい。

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