スペースX  ②

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私が注目するアメリカの宇宙ベンチャー「スペースX」社が自前の試験衛星打ち上げに成功したというニュースが今朝の日経新聞に載っていた。

「スペースX、衛星通信サービスへ 試験機打ち上げ成功」という記事を引用する。

米宇宙開発ベンチャー、スペースXは22日、人工衛星による地球規模の高速通信網を構築するための試験機打ち上げに成功した。カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地からスペインの衛星とともに打ち上げた。最終的に約1万2千機の人工衛星を網の目のように張り巡らせる計画で、数年内に4425機を打ち上げる。地球上の多くのへき地で従来より低コストで高速通信を可能にするよう目指す。

スペースXは高度約1120キロメートルあたりに打ち上げた試験機を使い、自社の敷地内などに設置した地球上の基地局との通信能力を確認しようとしている。1機あたりの重さは400キログラム以下となる見通し。通信衛星を星座のように配置する手法は故障や天候の影響を軽減できる利点がある。20年ほど前から構想はあったが、配備を終えサービスを始めるまでに時間がかかるうえ、コストが高く用途が限られていた。

スペースXは自ら打ち上げを手がけるため、衛星開発さえ順調に進めば配備を短期間で完了できる強みがある。十分な通信帯域の確保や安全保障上の懸念解消に向け軍事機関や各国政府など、多くの関係機関との調整にも入っている。

一方、競合の米ワンウェブも約900の衛星を配置する計画で、2019年のサービス開始をにらむ。同社には英ヴァージングループや欧エアバス、米クアルコムなどが出資している。打ち上げではスペースXのライバルの米ブルーオリジンなどと契約している。

ワンウェブ創業者のグレッグ・ワイラー会長は「低軌道に打ち上げる衛星数は混雑回避を考慮すると900程度が限界」との立場だが、スペースXは高性能の衝突防止機能を衛星につけることで1万以上の配備を可能にしようとしている。

今回の打ち上げで、スペースXは再利用してコストを下げるためにロケット先端の荷物カバー部分の回収も試みた。パラシュートでカバーの落下速度を落とし、巨大な網をつけた船で回収しようとしたが、船から数百メートル先に落ちて失敗した。』

「ワンウェブ」「ブルーオリジン」という会社も含めて、今後の動きに注目だ。

未来を切り開く試みは、いつもアメリカから。

日本の企業がこれにどう対抗していくのか、企業にとどまらず経済、社会のあり方が問われている。

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