<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 前期高齢者になった記念に妻はミモザ、私はソメイヨシノを植樹する #230310

今月私が65歳の誕生日を迎えたことで、夫婦揃って前期高齢者の仲間入りをした。

特別何かが変わるわけでもないが、高齢者になった記念にそれぞれ木を1本植えることにする。

去年はエダマメやジャガイモなどを育てた桃の畑。

ここはイノシシの通り道だとわかり、今年からはもう野菜の栽培はこの畑ではやらないことに決めた。

ただこの畑は集落を見下ろす丘の上にあるため、ここに桜の木があれば、春になったら家からでも花が咲くのが見えると考えた。

ホームセンターではちょうど今、桜の苗木を販売していて、1本「ソメイヨシノ」の苗木を購入することにした。

ネットで調べると、苗木を植える前に数時間から一晩水に浸けておく方がいいと書いてあったので、とりあえずバケツに水を入れ買ってきた苗木を一晩つけておくことにする。

翌日、妻と一緒に桃の畑に行き、去年畑として耕していた場所に穴を掘った。

穴の底に堆肥を入れ、その上から100円ショップで買ってきた赤玉石を投入。

水捌けを良くするためらしい。

あとは、苗木を穴の中に置いて、周囲を元々あった土と園芸用の土を混ぜて埋め戻す。

正直な話、植樹というものをしたことがないので、こんなんでいいのかどうかはわからないが、たっぷりと水をあげてソメイヨシノの植え付けは終了だ。

続いて、妻の記念樹ミモザ。

こちらはお墓の近くに植えることにする。

去年も二度ほどトライして、いずれも失敗した難物だ。

ちょうど今頃黄色い花が咲き、ヨーロッパ発祥の女性の記念日「ミモザの日」は日本でも最近だいぶん浸透してきた。

ミモザは風に弱いということなので、なるべく風が当たらない場所を選んで穴を掘る。

こちらにも堆肥、赤玉土、園芸用土を入れて、ホームセンターで購入してきたミモザの苗木を植える。

ミモザは植え替えを嫌うらしく、今回うまく根付いてくれるかはわからない。

こうして植えた2本の記念樹。

うまく育ってくれたなら、私たちの余生を過ごすであろう「のんびり村」と名付けたこの農地のシンボルになってくれることだろう。

私たちが死んだ後も、ミモザとソメイヨシノが残り、春になると黄色とピンクの花を咲かせる。

その光景を思い浮かべながら、贅沢な遊びだと自己満足に浸っている。

<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 「国際女性デー」の翌日、ミモザの苗木を植える #220309

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