<吉祥寺残日録>全国の感染者数過去最多!コロナ第7波の最中に義母が入院した #220721

予想されたこととはいえ、新型コロナの新規感染者が昨日ついに全国で15万人を超え、過去最多を更新した。

感染の広がりはまだ収まる気配を見せず、8月には結構な流行になりそうだ。

今日は東京の新規感染者が初めて3万人を超えて3万1878人、大相撲やプロ野球でも感染者が次々に見つかっている。

政府はまだ行動制限を課すことを否定しているが、もうすぐ方針転換を迫られるだろう。

判断の基準とされるのが医療の逼迫状況。

第7波をもたらしている「BA5」というウイルスは、感染力は強いものの重症化率は高くはない。

そのため今のところ第5波や第6波に比べて重症者の数は多くはないが、それでもコロナ病床の稼働率は日々増加していて、東京では重症病床を増やしたものの既に50%に迫っている。

各地の発熱外来も予約が取れないほど混雑し始めているそうで、早晩医療現場から悲鳴が上がるのは間違いないだろう。

特にワクチンを接種していない小さな子供たちの間で感染が急拡大していて、コロナに感染していることがわかっても受け入れる病院が見つからない状況だそうで、小児科は今大混乱だという。

こうして感染が急拡大すると当然のことながら心配する人も増えてきて、私の妻も岡山行きを躊躇し始めていて、来月遊びに来る予定の孫にも中止するように伝えた方がいいのではと言い出した。

今朝、図書館に本を返すために出かけると、吉祥寺の街もいつもに比べて人出が少ないような気がした。

ただ時間が早かっただけかもしれないが、感染者数の増加はやはり心理的な制約要因にはなるだろう。

サンロード商店街を歩いている時、いつも見慣れない場所に行列ができていた。

「なんだろう?」と思って周囲をうかがうと、どうやら列の先頭は薬局のようだ。

吉祥寺にたくさんの店舗を展開する「稲垣薬局」の本店で、PCR検査を無料で実施しているらしい。

みんな本当によく知っているものだ。

いつもは空いているこの店にも検査を受けたい人たちが殺到しているということはそれだけ人々の危機感が高まっているということである。

日本中がにわかにコロナ禍に逆戻りする中、岡山ではきょう妻の母親が入院することになった。

私たちの滞在中に岡山市内の病院に入院させた義父が19日に転院し、同じ病院に義母も入院することになったのだ。

義母は数年前に胃がんの手術を受け、心臓にも病気を抱えて義父よりも状態は悪く、妻はずっと以前から二人での在宅介護はもう無理だと主張していた。

今日午前中、義母は義父が待つ「榊原病院」の地域包括ケア病棟に元気に入院したと付き添った義弟夫婦から連絡が入った。

義母も本音では出来るだけ自宅で過ごしたいようだが、「お母さんに会いたい」と言う義父の求めに応じて自分も入院せざるを得ないと考えたようだ。

この病棟は最大60日の短期入院しかできないので、その間に退院後の居場所を決めなければならない。

中心的に介護を担っている義弟も、いよいよ施設を探す必要を感じたらしく、自分で空きのある施設を見学したり、病院から紹介してもらったりして退院後に二人を入所させる施設を探し始めたようだ。

その知らせを聞いて、妻はようやく自分の言ってきたことを弟が理解してくれたと思い少し心が楽になったらしい。

この夏、自宅で介護を受けていると、コロナだけでなく熱中症で倒れるリスクもあるだろう。

このペースで感染者が増えていくと、いざ入院といった時に病院が見つからない危険性も高い。

その意味では院内感染のリスクはあるものの、冷房の効いた病院でこの夏を過ごしてもらうのは家族としては安心である。

昨年夏の伯母に続き、今年の夏は義父母の介護が一歩前に進んだ。

私たち夫婦は東京に戻り、しばしの間疲れを癒して、今後どのような事態が起きても対応できるように英気を養っておくとしよう。

<吉祥寺残日録>岡山帰省12日目、妻の母親が倒れたとの報を受け病院に連れていく #210715

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