<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 8月の宿題「ミモザの挿木」と「お化けキュウリの奈良漬け」はどうなった? #220906

朝起きると、障子が赤く染まっていた。

スマホを手に庭に飛び出すと、見事な朝焼けが広がっているではないか。

これも台風のせいだろうか?

昨夜は台風の風で玄関の扉が夜通しガタガタと音を立てて耳障りだった。

高い海水温のために台風11号は強い勢力を維持したまま韓国の釜山あたりを通過した。

日本でも北九州あたりが暴風域に入り山陽新幹線が一部運休になるなどの影響が出たものの、岡山では少し強めの風が吹いただけで雨もさして降らなかった。

前回8月に帰省した際、私はいくつかの宿題を残して東京に戻った。

その一つが、草刈りの際に誤って切ってしまった妻のミモザをなんとか復活させられないかと思い挿木に挑戦したことだった。

発根を促す薬までわざわざ買ってきて、マニュアルに従って畑の畝に植えたのだ。

しかしあれから1ヶ月が経ち、結果は大失敗。

挿木したミモザは無惨にも全て枯れていた。

ミモザを植えた畝を覆い隠すほどに雑草が繁茂している。

さすが真夏は雑草が最も元気な季節だ。

草だけでなく虫たちも大量発生していて、3週間放置した畑はありのままの自然に圧倒されていた。

しかしミモザが枯れた原因はおそらく水だろう。

挿木したら茎から根が生えるまで毎日水をやらねばならないのだが、雨もろくに降らなかったので、ミモザは水分を吸収する術もなくあえなく枯れていったに違いない。

ということで、妻のミモザは復活を果たすことなく失われてしまった。

もう一つの宿題は、たくさんできたお化けキュウリを使って挑戦した奈良漬け作りである。

わざわざ酒粕を買ってきて、レシピを真似して一応それっぽい状態にしてからジップロックで密封して冷蔵庫で保管しておいた。

あれからおよそ3週間、奈良漬けはどうなっただろう。

冷蔵庫の中がものすごい匂いになっているんではないかと心配したが、案外冷蔵庫の方は大丈夫だった。

今朝、2つあるジップロックの一つを取り出し、酒粕の中からキュウリを一片引っ張り出してみた。

店で売られている奈良漬けに比べて色は薄い。

そして、グニャリと柔らかかった。

酒粕を水で洗い流してみる。

半分にカットしたお化けキュウリはだいぶしんなりとしている。

少しカットして食べてみる。

味は奈良漬けだ。

ただアルコール分も塩気も非常に強く、少量でも酔っ払いそうになる。

ランチのカレーに合わせて細かく刻んだ奈良漬けをブドウと一緒に混ぜ込みながらいただく。

大量にできたお化けキュウリの処理法として挑戦した奈良漬けだったが、大成功とはいえないものの失敗ではなかった。

漬物作りが上手になれば、田舎暮らしが一段と楽しくなるだろう。

キュウリの苗は水ももらえないのに頑張っていて、9月に入ってもいくつかの実をつけていた。

お化けキュウリではあるものの、8月ほどの大きさではなく、数も8月に比べると少ない。

なっているキュウリを全部摘み取って妻に届ける。

中には今まさに何かの幼虫が表面で食事中のキュウリもあった。

もう、こうした虫がいるのは想定内、ちっとも驚かなくなってしまった。

お隣に植わったトマトたちもたくさんの実をつけてくれていたが、ほとんど全部すでに虫に食べられていて人間様が食べられる状態のものはほとんど残っていなかった。

それでもまだ新しい実をつけて頑張っている。

辛うじて食べられそうなトマトを摘んで家に帰る。

妻が傷んだ部分を切り落として、食べられる部分だけ夕食のおかずとなった。

見た目は悪いが味は濃い。

結局、普通のキュウリは収穫できなかったし、トマトはできた実の大半を虫たちのご馳走として提供した形だが、1年目としてはこれで十分だ。

本当は7月8月ずっと岡山にいて、毎朝採れたて野菜をいただくのが正解なのだろうが、しばらく放置していてもそれなりに食べられる夏野菜はできることがわかった。

こうしたそれぞれの野菜の特徴を覚えながら、来年はもう少し上手くマネージメントできるよう、スケジュールを工夫してみたいと思っている。

<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 食べきれない「お化けキュウリ」を使って奈良漬けを作ってみた #220811

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