<吉祥寺残日録>岡山二拠点生活🍇 初めてジャガイモの植え付けに挑戦する #220319

2022年の年間テーマである野菜づくり、タマネギの次に選んだのがジャガイモだ。

初心者でも比較的簡単に作れるということに加え、地中で育つため、雑草の被害や水やりなどをあまり気にしなくていいと考えたからだ。

ジャガイモの植え付けは春が基本で、温暖な地域では秋にも栽培が可能だという。

春の場合には2月下旬から4月上旬が種イモの植え付け時期。

ホームセンターに行くと、目立つ場所で種イモが販売されていた。

初心者にも育てやすい品種として「キタアカリ」が推奨されているのを見て、迷わずそれを購入した。

参考にしたのはマイナビ農業の『これで失敗しない! プロに教わる、ジャガイモの育て方』

本やサイトによっていろいろなノウハウがあるので、直感的に自分に合いそうなやり方を参考にして、あるものをアレンジして使いながら自分流でやってみる。

植え付けの前に、まずは畑づくりから。

1月に田おこしをしておいた畑を、今回帰省してからすぐに深めに耕し直してみる。

雑草の根が大量に残っているので、このままでは再び雑草が生い茂るのではと不安になり、フルイを使って可能な範囲で大きな草の根を取り除いていく。

しゃがんでフルイを振る作業を繰り返すだけだが、これがなかなかきつい。

腰がパンパンに張ってくる。

土の中から、こんな幼虫が何匹も出てきた。

これは一体何の幼虫だろうと思って調べてみると、どうやらコガネムシの幼虫らしく、草の根を食い荒らす植物にとっては大敵だということがわかった。

ただ、コガネムシの幼虫は有機分の多い土壌に住み着くらしく、その点ではこの畑も悪くないのかもしれない。

こうして大きな草の根を取り除いていくと、多少畑らしくなってきた。

とはいえ、農家の人が管理する美しい畑と比べると、まだ半ば荒地のままという状態にも見えるが、残った雑草の残骸は微生物によって分解され畑の栄養となることを願って、今年はこの程度で様子を見ることにする。

耕した後は、堆肥などを入れて土づくりをする。

まず最初に試したのが、土壌の酸度を計ること。

土に水をたっぷり撒いてから酸度計を土に差し込むと、pH値が表示される。

ジャガイモを植える予定の畑のpH値は6.5。

ジャガイモは酸性の土を好むらしく、pH5.0〜6.0が理想だというが、まあこのぐらいならいいだろうと勝手に判断する。

ジャガイモは有機質肥料を好むので、前年の秋に堆肥を十分にすき込んでおくのが良いと書いてあったので、遅まきながら帰省直後に伯母が使っていたと思われる「こうぼ堆肥」という袋を畑に持っていき、中身を畑に撒いてみた。

堆肥というと、麦わらや落ち葉、さらには家畜の糞などを思い浮かべるが、「こうぼ堆肥」はカニ殻を使ったペレット状のもので、パラパラと土の上に撒いて混ぜればいいので素人でも使いやすい。

1月には精米所で無料でもらってきた米ぬかも畑に撒いているので、よくわからないままにこれで土づくりをしたことにしようと思う。

そして堆肥を撒いて1週間ほどが経ち、いよいよジャガイモの植え付けに挑戦する。

まず最初は、ホームセンターで買ってきた種イモを半分にカットする。

春植えの場合、大きいタネイモは、1片50~60グラム以上の大きさに切り分けます。芽の数が均等に付くように、「へそ」(親株とつながっていた部分の跡)を下にして、縦に包丁を入れます。小さいタネイモは、へその部分を削ぎ落とし、丸ごと植えます。少し傷を入れてやることで、成長力が増すのだそう。

引用:マイナビ農業

ポイントは、「ヘソ」と呼ばれるジャガイモの表面にある小さな窪みを下にして縦にカットすることだ。

それによって、内部の繊維を切断せずに済むという。

カットした種イモの切り口に、草木灰を塗る。

切り口が腐りやすいので、それを予防するためだという。

草木灰はホームセンターでも種イモの隣で販売されていたが、私は雑草を野焼きした後に残る灰を集めて使ってみることにした。

草木灰が入った金だらいに切った種イモを入れ、切り口に灰をまぶしていく。

あまり付けすぎると灰に水分・養分を吸い取られてしまうので、指で払い落とすのがコツだという。

ここまで準備したら畑に持っていき、いよいよ植え付けだ。

クワを使って畝を立て、畝の中央に一列の溝を掘る。

溝の深さは7〜10センチ(15センチと書いてある本もある)。

溝の中に切り口を下に向けて並べて植えていく。

切り口を下にすることで、芽が上に向いて伸び、種イモが腐りにくくなるという。

イモとイモの間隔は30センチ以上あける。

長靴が入るぐらいの間隔があいていればOKである。

種イモを並べ終わったら、株間ごとに元肥を置いていく。

本によっては、種イモよりも下の土の中に元肥を入れるという方法が書かれているものもあるが、ここはマイナビ農業のやり方に従うことにする。

溝の土を崩し、おわん状にタネイモを覆います。後ほど投入する肥料が触れて肥料焼けを起こさないよう、土で守ります。

タネイモを全て植え終わったら、1つの足跡ごと(=1株ごと)に、牛ふん堆肥1すくいと、配合肥料1つかみをまきます。

引用:マイナビ農業

配合肥料というのが何を意味するのかわからないままに、伯母の家に残っていた「なたね油粕ペレット」を使うことにする。

「なたね油粕」について調べてみると、「有機肥料の王様と呼ばれる万能肥料」という記述もあったので、まあこれでいいだろうと勝手に判断した。

肥料を入れたら、後はクワで埋め戻して畝の形を整えた。

扇の形をした畑なので、少し曲がってしまったがまあこれも個性だろう。

埋め戻した部分は、空気を含んで柔らかいため、雨が降ると土が下がって水がたまってしまいます。イモが腐る原因になるので、あらかじめ周囲より5センチほど高く盛り上げ、水がたまりにくいようにしておきましょう。

引用:マイナビ農業

これでジャガイモの植え付けは完了。

後は運を天に任せて様子を見るだけだ。

1カ月もすると種イモからいくつもの芽が出てくるはずだ。

そのタイミングで「芽かき」という作業があり、「追肥」「土寄せ」という作業が待っている。

心配なのは、どのくらい雑草が生えてくるか。

去年まで雑草天国だった畑で果たしてジャガイモがどこまで頑張って成長してくれるか、楽しみでもあり、心配でもある。

<吉祥寺残日録>月一農業2021年11月/ 初めてタマネギの苗を植えてみた #211118

2件のコメント 追加

コメントを残す