64

昼に一仕事終え午後は映画を見に行った。映画「64(ロクヨン)前編」。昭和64年に起きた少女誘拐殺人事件を描いた真っすぐな映画だ。

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県警広報と記者クラブの対立、実名匿名問題など、私には実感できるテーマだが一般の人たちにはどうなのだろうか。多少誇張されているとはいえ、記者クラブ独特のやさぐれた感じ。思い出す。物わかりが良くては記者としては失格と教えられ、突っ張っている感じはリアリティーがある。

それにしても横山秀夫さんは、群馬県警がらみだけでいくつもの名作を手がけた。ディテールにこだわればどこにでもストーリーの種は転がっているということだろう。少し見習って、何かまとまったものでも書いてみたいものだ。

 

横山秀夫さんについて少し調べてみた。

1979年に上毛新聞社に入社。12年間記者として勤務した。この間、日航機墜落事故などを取材しその経験を「クライマーズハイ」にまとめた。2002年、「半落ち」で直木賞候補となるが、現実味に欠けると批判され落選。北方謙三さんや林真理子さんなどが批判したその経緯に納得できない横山さんは、直木賞との決別を宣言した。「64」は2012年7年ぶりに刊行された作品だ。

私にも何か映画にできる題材はないだろうか。中学、高校時代、映画が大好きで、真剣に映画会社に入りたいと思っていたことを最近思い出した。業界の端くれにいる者として、映画に関わる仕事を何かしてみたいと思う。

それにしても、日航機、天皇崩御など私と同じ時代を取材した横山さん。今とは違う時代の取材現場の空気を漂わせるのはそのためだろう。

6月には早速続編が公開される。間違いなく観ることになるだろう。

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