SMAP、その後

文春オンラインに今日、こんな記事が載った。

タイトルは、『「ジャニーズ好感度ランキング」中居がV1達成』。

SMAP解散の引き金を引いた文春がジャニーズの人気調査をするということ自体、強烈な皮肉だ。今やスクープはすべて文春から。週刊誌冬の時代と言われる中にあって気骨を見せている。

さて、その記事を引用させていただく。

『「週刊文春」が実施した初のアンケート調査企画「好きなジャニーズ」「嫌いなジャニーズ」で、「好き」部門で中居正広(44)がV1を達成。「嫌い」部門では木村拓哉(44)が、2位にトリプルスコアの大差を付けて1位となった。』

 

SMAPを育てた飯島マネージャーが退社し、行動を共にしようとした他のメンバーを裏切り、ジャニーズ事務所に残ることを決めたキムタクが一人悪者になった。

今週末から公開される映画「無限の住人」の宣伝のため、テレビに出まくるキムタクに対し、メディアやネットでは厳しい声があふれているようだ。あれだけもてはやされていたスーパースターの凋落。一年前には予想もできなかった。

メディアの手のひら返しが、ネットにより増幅されているのか。それともネット世論の激変にメディアが歩調を合わせているのか。

いずれにせよ、私はこうした振れ幅の激しい論調には与しない。あまりに露骨な「手のひら返し」は人として決して褒められる行為ではない。最近、目に余るものがある。

キムタクのヒールぶりと対照的なのが、今回好感度トップに輝いた中居くんだ。中居くんがゲストで出演した番組は視聴率が上乗せされると最近メディアがおだてている。

さて、記事の続きだ。

『アンケートは4月初旬から「文春オンライン」の無料メルマガ会員を対象に募集され、全体で3500超の回答を集めた。

SMAPと嵐は「好き」部門20位までに全メンバーがランクイン。TOKIOとV6、NEWSからは2人ずつ、KAT-TUNと関ジャニ∞からは1人ずつが圏内に入った。

一方の「嫌い」部門には、ベテランから中堅まで、最近、熱愛スキャンダルに見舞われた面々が名前を連ねた。若手のHey! Say! JUMPやKis-My-Ft2、Sexy Zoneの一部メンバーも入った。』

ところがである。

ここまで書いておいて、なんと・・・

『ベスト20、ワースト20のそれぞれのランキングとメルマガ会員の回答は、4月26日(水)発売の「週刊文春」5月4・11日GW特大号で報じる。』

と、週刊誌本体に誘導するのだ。

これは、気になるファンには気になる「おあずけ」である。

週刊誌が売れない時代。駅のキオスクが消えている時代。漫画雑誌を読むサラリーマンが消え、電車の中の全員がスマホを見ている時代。

雑誌も必死だ。

雑誌は法律で規制されていないメディア。ある意味では、ネットとは一番近い既存メディアかもしれない。一人一人の編集者の個性や美学、問題意識が強烈に雑誌に反映される。

最後に、こんな一文が添えられていた。

『このスクープの全貌は以下のチャンネルで4月26日より全文公開します。』

そのチャンネルとは、「ニコニコチャンネル」と「LINE  NEWS」だった。

やはり、雑誌はネットに近い。

ゲリラ手法は、いつの時代も雑誌の魅力である。

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