コンテンツ

東京ビッグサイトで始まった「コンテンツ東京」を視察した。初日の朝は空いている。技術系の展示会と違い業界人が多いイベントはやはり出足が悪いようだ。

朝イチで開かれたNETFLIXのセミナーを聴く。日本発のコンテンツはあまり増えていないようだが、アメリカやその他の国々の作品はそれなりに増えているらしい。今年の総制作費は30億ドル、来年にはこれを2倍に増やすという。やはり主力はドラマ、それも4K、HDRでの制作に力を入れている。長く配信するための戦略だろう。

先端コンテンツのエリアでは、ヘッドマウントで視聴するVRが今年の主役だ。一度に数人しか見られないため行列ができる。ただどれもCGだから驚くようなものではない。それでも今年の流行だから人が集まり、昨年まで盛んだった4Kはここでも影が薄い。

トヨタ・マーケティングの取締役によるセミナーも聴いた。こちらはCMを次々に紹介しながらトヨタの戦略を話した。

一番の課題は若者に車に興味を持ってもらうこと。ドラえもんを絡めた「免許を取ろう」キャンペーン、社会貢献を前面に出したアクアの展開、イベントで若者を引きつけるヴィッツのマーケティング。逆に車好きを狙ったG’zの「五大陸走破」キャンペーンと自動車レース参戦。そしてオリンピックに向けた「WHAT WOWS YOU」キャンペーンが今後のテーマだという。我々も何かを提案したいものだ。

午後はクリエイターやキャラクターのエリアを回る。

個人で営業している写真家やCGクリエイター、ライターらと話す。なかなかの技量の人たちがいる。本当は大手ではなく彼らを集めて仕事をしてみたい。

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タイから来たキャラクターのブースが並んでいるのを見つけた。日本語ができないのでお客は全然寄り付かない。しかしブース自体はきれいで、キャラクターもかわいい。グッズもいくつか並んでいて日本でもそれなりに売れそうな印象を受けた。

私は1986年から88年にかけて、バンコクで暮らした。当時はまだ絵に描いたような発展途上国で、大雨が降ると町中が洪水になった。軍のクーデターも頻繁に起きた。

それでも、食事がおいしく、人が穏やかなタイはとても暮らしやすかった。この国が日本にキャラクタービジネスを仕掛けてくるようになるとは、当時は思いもしなかった。成功を祈りたい。

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