農業ワールド

幕張メッセで開かれた「農業ワールド2016」をのぞいた。出展の傾向は去年とほとんど同じだが、最近農業関係の仕事も始まりそうなので、ちょっと気になる展示も目についた。

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上の写真は、日比谷花壇グループのブース。色とりどりの花に飾られた祭壇だが、お葬式用だ。白を見慣れた目にはちょっと新鮮でスタッフの人に話を聞いた。実際にこうした華やかな葬儀も増えているという。知らなかったが元々日比谷花壇は葬儀部門があり、葬儀屋の下請けだけではなく、元請けでの葬儀もやっているのだという。こうした派手なやつは、生前に本人から依頼を受けるケースが多いらしい。最近は家族葬が増えているので、お仕着せではない葬儀のスタイルも多様化しているようだ。

この展示されている祭壇は花だけで70万円ほどだが、祭壇自体は段ボールでできていて、通常の斎場以外で、自宅でも葬式ができる。ちょっと情報番組の企画になりそうな気がした。

竹を焼いて炭にする装置を扱う業者も気になった。ブリキの洗濯桶のような入れ物に割った竹を入れて焼く。上から別の竹を入れていくことにより下の竹には酸素が行かず、火が消えて炭ができる。それを畑にまくと土壌改良などに使えるという。岡山の山の対策に使えるだろうか。

タイに農産物を輸出する専門商社も出展していた。日本の農産物の輸出をどのように進めるのか。タイは福島の桃も買ってくれるいいマーケットだそうだ。

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農業のカリスマとして知られる「和郷園」の社長のセミナーを聴いた。

千葉で6次産業化から食品加工、さらには「ザ・ファーム」という観光農園、海外展開まで、先進農業を進めている。①食材を作る、②マーケットインの発想で消費者が求めるものを作る、③もったいない精神で畑からの収益を最大化する、そんな話だったような気がする。

加工といえば、様々な機械が展示されていた。狭い農地で作物を作るより、その農地に加工工場を建てて、様々な加工機械をそろえて、農家がその機械を使って加工商品を作るお手伝いをするような商売もできそうだ。機械は購入するのではなく、実際に使ってもらってよければ買ってもらう、常設の展示場兼レンタル加工場というコンセプトだ。

開発した商品のデザインや販売を支援する仕組みも作る。ネット販売および東京でのアンテナショップ。この展示会を本格的に見て回ると、いろいろなアイデアがわいてくる。そうした新しい機械やノウハウを農家に提供するようなビジネスもこれからは成立しそうだ。

いずれにせよ、何かするにはお金がかかる。さて、岡山の農地はどうしたものかなあ。

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