<吉祥寺残日録>来た!来た!大坂なおみ!高梨沙羅&小林陵侑!そして花粉症も! #210221

この週末は見事なばかりの快晴。

気温も4月から5月並みに上がるといい、とうとう春が来た?

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「来た!」といえば、女子テニスの大坂なおみ。

決勝でアメリカのジェニファー・ブレイディをストレートで下し、二度目の全豪制覇を成し遂げた。

全米で2回、全豪で2回の優勝を果たした大坂は、メンタルが強くなった。

試合中に感情を爆発させたり、タオルをかぶって弱気と戦う姿はもはやない。

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表彰式での優勝スピーチも堂々と落ち着いてこなした。

その分、初優勝の時のような初々しさはもう見られなくなってしまった。

ちょっと寂しい気もするが、もう大坂なおみが優勝するのは「ニュース」ではなくなったとも言えるかもしれない。

東京五輪が実現すれば、間違いなく金メダル候補だ。

スキージャンプのワールドカップでも快挙が続いた。

女子ではエースの高梨沙羅がワールドカップ・ルーマニア大会で優勝、通算勝利数を前人未到の60に伸ばした。

メイクを変えてから一時壁にぶつかっていた沙羅ちゃんも再び調子を上げてきたようだ。

男子でも同じ大会で小林陵侑が優勝し、レジェンド葛西紀明を抜いて日本男子最多となる18勝目を手にした。

来年の北京冬季五輪を前に、沙羅と陵侑に対する期待も高まるばかりである。

日本人の間では今も、東京五輪の開催に否定的な人が多いようだが、無観客でもいいから、私はやっぱりオリンピックが見たい!

そんな春のような週末、私はこの2日間、一歩も家から出ていない。

まだ枯れ木が支配する井の頭公園の中にあって、一部だけ色が変化している場所があるのだ。

そう、スギの木である。

公園を歩く人の頭上では、スギの枝先が茶色に染まり、今にも黄色い花粉をばらまきそうな勢いである。

昨日の午後からは、あいにく強い南風も吹いてきた。

東京では花粉のピークはもう少し先の予報だが、私の鼻は突然、決壊した。

昨日の午前中から、鼻水が止まらなくなってしまったのだ。

私が花粉症を発症したのは、もうかれこれ20年ほど前の話で、今年も早めに医者で薬を処方してもらい今月初めから飲んでいる。

にもかかわらず、今年はまったく薬は役に立たなかった。

コンパクトカメラの望遠レンズで、スギの枝先を観察してみる。

全体が茶色になっているが、よく写真や映像で見るような膨らんだ感じがないように見える。

どうしてだろう?

これから膨らんでくるのか、それとも種類が違うのか?

いずれにしても、私の鼻は激しくスギ花粉を捉えているので、どこからか飛んできていることは間違いない。

ティッシュで鼻をかまず、最初のうちは洗面台で何度も何度も鼻水を洗った。

しかし、洗面所へ往復する頻度があまりに忙しくなったので、妻にタオル地のハンカチを出してもらって、それを濡らして鼻を抑えるようにして凌ぐ。

その様子を見兼ねたらしく、妻が薬局で点鼻薬を買ってきてくれた。

第一三共の『エージーノーズ・アレルカットS」という薬らしい。

ただ鼻に噴霧すればいいようなので、とりあえず右の鼻の穴に一回噴霧してみた。

しばらくすると、鼻水の勢いが衰えてきた気がする。

濡れタオルで抑えたせいか、薬が効いたせいかは不明だが、とりあえず一息つくことができた。

とはいえ、花粉の季節はこれからが本番。

そもそも日本で花粉症が爆発的に増えたのは、戦後、農林省がスギの大規模植林を始めたことが理由だ。

狙いは木材の増産だったが、木が成長した頃には安い海外木材が輸入され、日本の山林は放置されたまま。

そんな中で、ここ井の頭公園では戦前にはスギの木で覆い尽くされていたが、戦時中にことごとく切り倒され、戦後には代わりにサクラの木が植えられたとか。

もし戦争の時切られていなければ、吉祥寺はスギ花粉の一大発生源となっていただろう。

そう考えれば、所々にポツポツ残ったスギの木のことは大目に見て、窓をしっかり閉めて家に籠もってやり過ごすしかない。

どうせなら、花粉症に効くワクチンも作ってもらえないだろうか・・・?

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